歯の健康、こころの健康。

虫歯になった。

虫歯って、そりゃあ歯磨きがしっかり出来ていないからとか磨き方が悪いからとかそういうのが一番の原因になるのだろうけれど、そうでない、なにか他の原因もあるような気もする。
例えば今回気づいたのはちょっと生活が不規則になったり、ストレスが溜まりやすい環境にあったりしたときには虫歯になりやすいんじゃないか説。

一年前くらいはわりとストレスフリーな感じで生活出来ていて、正直その時と今とでは歯磨きの仕方とかたぶん変わらないと思うし、むしろ今のほうが歯を気にするようになった気がするけれど、あのときは「う、歯が痛い……」なんて思ったこと一度もなかった。

ストレスが増える・生活が不規則になるというのは自分の体に負担をかけているということ。
よくよく考えてみたら歯だって自分のからだの一部なのだから、睡眠不足で頭痛がしたりするように、疲れで免疫が弱って歯が蝕まれたりもするのかもしれない。

とりあえず、30過ぎていくらか経つし、体に負担をかけない生活を。
強いストレスを感じ続けることのない暮らしを。
自分の体に優しい生き方をしていれば、健康ってたぶん自然についてくる。
こころの健やかはすなわち、体の健やかにもつながるし、またこころの健やかにつながって良いループになる。
からだのことを第一に考えて仕事や日々の暮らしを積み重ねていこう、と歯を削られながら思ったのでした。

しかし歯医者さんというのはすごいお仕事ですね。
人間の体の中で一番硬い部分、毎日生きていくためにご飯を食べる、そのご飯が体に入ってくる過程で一番最初に触れる部分、そのだいじなところの、人によって噛み合わせや重なり方が違うのを、根気強くちょっとずつ微調整しながらずらして、しっかりものが噛めるようにしてくれる。
歯が健康だとおいしく物が食べられるし、おいしく物が食べられるとたくさん必要な栄養が摂れる上に幸せな気分になる。
歯の健康というのはからだ全体の、こころの健康にもつながっている。
歯も自分の体の一部だし、こころも自分の体の一部だし、やっぱり全部つながっているんだ、その一部を健康にすることで全体の幸せにつながっていくんだ。
私の幸せのためにしっかりした歯を作ってくれてありがとう歯医者さん、歯医者さんはみんなの幸せをつくる仕事です。