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テニスコーチから妊娠出産してもテニスコーチをしているママであり主婦でもある話

テニスコーチをしているぽんづと申します。

女の子と男の子を育てながら、テニスコーチと主婦をしています。

まずテニスの紹介から。

私は高校まで地方のテニススクールの育成クラスにに通い、全国大会に何度か出場経験があります。

高校卒業後、大阪のスポーツの専門学校に通いテニスコーチになりました。

と言っても正社員に魅力を感じず、フリーランスのいきなりテニスコーチとしてチャレンジすることを決意。

いくつかのテニススクールを掛け持ちでレッスンを1日8時間以上(6本前後)4年武者修行しました。

この4年のレッスンを詰め込んだ期間が今も私がテニスコーチを続けられている原点です!

23歳で結婚、24歳で第一子を出産し、4年テニスコーチはしていません。

28歳でテニススクールで4年ぶりにアルバイトコーチとして復帰しました。

31歳で第二子を出産のためアルバイトコーチはお休みとなり、産後半年アルバイトコーチをしていたテニススクールは辞めました。

フリーランステニスコーチとして活動する計画を立て、レッスンを開始し今に至ります。

女性から見るテニスコーチの世界は、前途多難だなあと感じます。

妊娠出産で全てが体力や筋力がリセットされてしまって、レッスンを受け持つところに戻るまでに時間がかかりますが、テニススクールは元のポジションのキープは難しいと言われます。

実質、降格や自主退職(クビ)は免れないことがあるということですね。

女性テニスコーチの先輩の話では、正社員であっても結婚したときに妊娠出産を見越してアルバイトに降格することを勧められたとか。

その先輩は、数年アルバイトは続けましたがその会社を退職したそうです。

結局そうなるんですよね。結婚するまで、妊娠するまでが使いどきなんでしょう。

軽快なフットワークと活き活きしたボールを打てる年齢は限られています。女性なら尚更です。

社会では男女平等とは言いますが、男性と女性ではスポーツにおいては体の機能としては圧倒的な違いがあります。

いつ結婚出産したいと思うか分からない、パフォーマンスが落ちていくことを上手く取り入れながらテニスコーチを女性が続けていける環境が整うといいなあと思います。

私は正社員ではなくフリーランスで武者修行をしたのは短い期間でしたが、本数をたくさん重ねたからこそ、今もレッスンができています。

レッスンはやり方が分かればできる!というものではなくニーズに合うレッスンを行うには本数となる経験が大事です。

レッスンの本数に目を向けて、たくさんの経験を積んで、早く一人前になることに注力することで、女性は人生に変化があってもテニスコーチに戻れるエネルギーが湧くと思います。

お客様の中で子育て中のママさんや子育て終了後に全国レディースを目指して頑張られている姿をサポートするのは、女性コーチがぴったりなのではないでしょうか。

テニスコーチは女性が未来を感じる仕事として選ぶにはハードルが高いのかもしれません。

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