人生がいきなり変わってしまった時のことの話28

◆宇宙人の心
宇宙人は、目の形をしたマシンのようなものに追いかけられていたが、宇宙人はとにかく飛ぶことがめちゃくちゃ早くて「ほほほほほ!と」高笑いしながら空に向かった。
黒い雲があって空から大きな手が伸びてきたのでそれに何かを渡した。それは地球側の情報だ。
自動で繋がっているけれど、本当にありのままだから繋がっていてもそれが何なのかは予測しかできないから。
でもまぁ地球を離れた魂(核とか情報の塊のこと)に話を聞いたり、多少時間をかければいいだけだけなので単に手っ取り早いと言ったところ。
目の形をしたマシンのようなものはスピードに追いつけずスライス状に板が刺さって上ロックされた。
退社する少し前に、宇宙人を通して他の星の人の声から電波塔も「(地球)そんなところ出ていって、こっちにおいでよ!」と誘われていた。
地球よりはるかに平和で安定している星々だったから。
私が行くといったら私の体はどうなるの?と聞いたら、私の体はゆっくり活動を止めるらしい。
そうなったら電波塔のお母さんが悲しむので私は行かないと言った。

そんな電波塔のことが気になって宇宙人は残った。
色々用事が済んだら絶対帰る気だったのに。
電波塔はいいよっていったけど、決めきれなかった。
宇宙人を通して見ていた人は一旦去った。
自分で決めたことなのに仲間に「待って!」って叫んでいた。
置いて行かれたことが悲しくて仕方なかった。
でも、完全に一人になったわけでもなかった。
ずっとサポートしてくれている男性の人は地球にはいないけれど近くで今でもずっと残ってくれている。

彼女のバディ。
彼女の大切な人で、彼にとっても彼女がとても大切だ。

いつか地球に生まれてこようと思っていた。
先に彼女が降りて、「人間はとても楽しいよ」と言うつもりだった。
ずっと前に彼と約束していた。
彼女の子供として彼は産まれる予定だった。


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