"聞き上手"と言われる私が使う、3つのコミュニケーション術を明かします
ありがたいことに話を聞くのが上手いと言われることが多いです。特にメタバース空間では雑談バーをやっているので、その部分が大きいのかもしれません。
確かにメタバース空間でのコミュニケーションは、現実世界とは異なる独特の雰囲気を持っています。ですが、その本質は変わりません。効果的なコミュニケーションの鍵は「話す」ことにあります。
聞く技術は話す技術
「話を聞く話だと思ったのに『話す』ことの話なの?」と思われると思います。実際に多くの人は、「聞く」ことと「話す」ことを別々のスキルだと考えがちです。しかし、実際にはこの二つは密接に関連しています。上手に聞くためには、上手に話す技術が必要不可欠なのです。
例えば、相手の話を深く理解しようとすれば、適切な質問をする必要があります。また、相手が話しやすい雰囲気を作るためには、自分の言葉遣いや態度にも気を配らなければなりません。
つまり、「聞く」ことは単に黙って耳を傾けることではなく、相手との対話を通じて情報を引き出し、理解を深めていく能動的なプロセスなのです。
メタバース空間では、この「聞く」と「話す」のバランスがより重要になります。アバターを通じたコミュニケーションでは、微妙な表情や身振り手振りが伝わりにくいため、言葉そのものの重要性が増しますからね。
適度な弱みの開示
コミュニケーションにおいて、意外にも効果的なテクニックの一つが「適度な弱みを見せること」です。完璧な人間像を演出するよりも、ちょっとした弱みを見せることで、より親近感を感じてもらえると思っています。
完璧な人は近寄りがたく感じられることもありますが、適度に弱みを見せることで、相手は「この人も自分と同じように不完全な部分がある」と感じ、親近感を抱きやすくなるのです(らしいです)。
さらに、ちょっとした弱みは、会話の新しい糸口にもなります。例えば、「電車の乗り換えが苦手で、いつも時間がかかってしまうんです」というようなものです。
こういった内容は相手からのアドバイスや共感を引き出すきっかけになるかもしれませんし、信頼関係の構築にも役立ちます。
それでは、どのような弱みを見せるべきなのでしょうか。それは、軽微で無害な弱みが適していると思います。先ほどの電車の乗り換えもそうですね。理解もしてもらいやすいと思いますし、共感も得られるかもしれません。ホントにちょっとしたことが良いです。
何よりも大切なのが自虐にならない程度に留めることです。弱みを見せることと自虐は異なります。過度の自虐は相手を不快にさせたり、励ましを強要したりしてマイナスの影響が非常に大きいです。私も過度な自虐は嫌いです。大げさに弱みを強調するのではなく、自然な流れの中で触れるようにしたいですね。
私がよく使うのは「自分語りで恐縮なんですが」といった前置きを入れることです。こうすることで相手への配慮を示すことができますし、フルに話すことも短めにカットすることもコントロールができるからです。
ほかにも注意点があります。それは、TPOをわきまえることです。ビジネス交渉や重要な会議など、場合によっては弱みを見せることが適切でない状況もあります。
この辺りのバランス感は難しいような肌感でなんとかするような……。ただ、弱みの開示は適度に行うべきで、多すぎると信頼性を損なう可能性がああるのは間違いないです。あくまでも弱みの開示は話のきっかけにする程度が良いと思います。過度に話すと自虐の話にも繋がりますしね。
細切れに会話をする話
また、「会話を細かくすること」についても考えながら話しています。それは長い話を一気に伝えるのではなく、適度に区切りを入れながら進めていく方法です。
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