本日の気付き…偽りの快感(職場のイライラ)

今日、職場で感じた偽りの快感

きっかけは職場の〇〇さんのミス。
問合せ対応をしてもらっているんだけど、
本来なら報連相が必要な案件を完全スルーして対応しているのを発見。

状況の説明をして、悪い判断をしていることに気付いてもらおうとしたけど無反応。
何にも考えていない感じに見える。ことの重大さに全く気づいていない。

言葉を選んで感情抑えながら伝えているつもりだけど効果なし。
なんだ、この人酔っ払ってるのか?頭一切動いていないの?
そんなイライラがつのる。

彼女を見ると何も悪びれることもなく、しれーっとしている。

自分の奥深いところから「正してやりたい」感がムクムクと湧いてくるのを感じる。どう伝えたら感情的ではなく理性的にことの重大さを理解してくれるのかを考えて伝えてみるけど完全に暖簾に腕押し状態。

以下、クレッシェンドしながらのリピート…

すかさず席を立ち、距離を取るため休憩室へ避難。「内省、認めます」を唱えながらこのイライラ感を眺めてみる。

すると、「あ、これ昔、母親と散々やってきた奴だ」と気づく。

信仰宗教にはまった母親を正そうと説教し、諭し、脅し、でも何も変わらず無力感に襲われ、そんなことをやっている自分に罪悪感を感じ、父親にはあまり母さんをいじめるなよと言われ、自責の念に押し潰されてたあの頃。

「これも偽りの快感なんだ」と一つ発見。

その瞬間、さっきまでのイライラ感がスーッと消えていくのを感じる。〇〇さんへの怒りは消えて5分前の自分とは完全に違う自分がそこにいる。

そういえば昔はこのネガティブ感情の盛合せ、寸劇のようにしょっちゅうやってたっけ。ほんとに泥沼の世界だった。…と過去のように思っていたけど、実は密かにまだ続けていたなんて。

自席に戻り、直接ではなくチャットツールで〇〇さんに指示を出す。なぜか今度は素直な返答w。

偽りの快感。

何なんだろうね、と不思議に思う。実体があるように感じているこの世界。自分の気付きでガラリと変わるとしたら…


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