戦争をなくすには、おしっこを我慢すればいい。

悪を消したいなら、方法は簡単だ。新たな悪を生み出せばいい。

戦争を無くしたいなら、おしっこをするのは悪いことである。と子供たちに教育することです。

愚かな人たちは、人間の持つ凶暴性そのものをこの世から消し去れると思っている。

それは間違っている!

人間が1人消えたところで、地球からは何も失われないように、悪が一つ消えようが、悪の本体からは何も失われないのです。

2つの世界大戦は、飢餓がこの世から消え去ろうと言うときに、悪本体から発出された悪なのです。

だから、それを逆手にとればいい。

私たちが悪いことをすれば、悪本体からその分だけの悪が消えます。

おしっこは悪いものである。

この悪徳は無害なものでありますが、確実に戦争や憎しみを大いに減少させてくれるでしょう。

しかし、それは大いなる憎しみと、大いなる罪悪感を伴わなければなりません。

徹底的に、宗教的に、おしっこが悪いものであると教育しなければなりません。

おしっこは悪いものだ。

しかしいくらそう思ってもおしっこせずにはいられませんから、人々は毎日悪を行うことができる。

悪いことをせずにはいられない私たちが、無害な形で悪を行うことができる。

膀胱炎になる小児が増えるでしょうが、膀胱炎は戦争よりマシです。


悪をもって悪を制する。


あの言葉は真理をついていると、私は思います。

プチ文学賞に使わせたいただきます。ご賛同ありがとうございます! 一緒に文学界を盛り上げましょう!