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アニメウマ娘 Season3 元ネタメモ 第6R

前回のまとめ


オープニング

今回はOPなし

本編

00:00 サトノグループ

現実でセガサミーホールディングス会長を務める里見治氏あるいは馬主事業法人としてのサトミホースカンパニーが所有する競走馬達がモデルとなっているウマ娘が属して居ると思われるグループ
似たような立ち位置に居るのがメジロ家だが、サトノ家の方がやや歴史が浅いような描写と思われる

00:59 大人達を睨むクラウン

ウマ耳を後に向けて伏せるような形になっている
これは「耳を絞る」と言われる行動で、現実の馬の場合、怒りや不快感、警戒などの感情を表すと言われている

02:12 ジンクス破りを決意するダイヤ

ジンクスとは、縁起が悪い法則性に関する噂、言い伝えなどを表す言葉
多くの場合科学的根拠はないが、科学が発達する以前から長年の経験則で実際の因果関係を把握していたというケースもなくはない
また、「ダービーは最も運のある馬が勝つ」のようにポジティブな法則性は本来ジンクスには含めないが、一緒くたに扱われることもある

02:20 ウマ娘の星座占い

1月30日生まれのダイヤは水瓶座、3月10日生まれのキタサンは魚座だが、そもそもウマ娘の誕生日はモデルの競走馬の誕生日と同じで、馬には繁殖期があり、産駒のレースに対するスケジュールも考慮して、子が生まれる時期は春頃に集中している
つまり、ウマ娘が星座占いをすると同じ結果になる子だらけになってしまうが、それで占いとして成立するのだろうか

03:10 占いの館

Season1, 2 にも登場したマチカネフクキタルの占い館
元々はメイショウドトウだけが助手?を務めていたが、今期はマチカネタンホイザが加わっている
また、ドトウの隣にはOPでも一緒にいたタヌキがまたいる(上からのアングルになった際に一瞬見える)

03:21 東は大凶、救いは西に

アニメ内では東に向かうとバナナの皮を踏むということが直接的な凶事だったが、ダイヤの菊花賞前までの戦績を見ると、東日本の中山・東京では2敗、西日本の京都・阪神では4勝なので、そのことを暗示していると思われる
サトノダイヤモンドは西の栗東所属だったので、長距離輸送を伴う東のレースが苦手だったのかもしれない

04:20 コパノリッキー登場

Dr.コパこと小林祥晃氏が現実の馬主であるコパノリッキー
氏は風水に関する第一人者として知られているため、ウマ娘コパノリッキーも風水に関する造詣が深く、すぐに風水に基づいた分析をしたり、開運のアドバイスをしたりしてくる
取り出した道具は風水羅盤と呼ばれ、方位やその吉凶を知るために使う

04:46 ダート三人娘

ワンダーアキュート、ホッコータルマエがコパノリッキーの後で様子を見ている
史実で同じダート戦線で活躍したことと、ウマ娘化発表の時期が近かったこともあり、三人セットで扱われることが多い
世代的には同期ではないが、ダート馬は現役が長め(特にアキュートは9歳まで)なため、G1級レースでの直接対決もしばしばあった

05:00 バクシンバクシンバクシン!

アプリではお馴染みの歌を口ずさみながら突進してくるサクラバクシンオー
この歌は「バクシンバクシンバクシンシン」というタイトルの歴とした楽曲で、各種音楽配信サービスやカラオケなどでも提供されている

それにしても、主人公の史実血縁者の割にバクシンの扱いが酷くないか?w

05:26 トレセン学園七不思議100選

七不思議なのに100選って矛盾しているだろ!と思いがちだが、現実でも「学校七不思議」に含まれる内容は、地域や時代で様々に異なるので、集めたら7つを大幅に超えていてもおかしくはない

06:24 黒猫とカラス

いずれも不吉の象徴と言われることがある動物
黒猫は魔女の使い魔とする伝承が多くあることもあってか、西洋では忌避されがちだが、日本古来ではむしろ福猫として扱われていたこともある
カラスも同じように魔女の使い魔とみる場合もあるが、こちらも日本の神話に登場する八咫烏(ヤタガラス)をはじめ、神聖な生き物とする文化もある

07:27 ハチミーがもたらす災い

ただの太り気味

10:05 サトノ家の先輩ウマ娘1

幼い頃のダイヤに、G1に勝てなかった無念を語るサトノのウマ娘
かなりデザインに力を入れていることから、明確なモデル馬があるように思われ、SNS上でもかなり議論が紛糾していたが、有力な説として、2008年NHKマイルCで7着に敗れたサトノプログレスではないかというものがある

10:30 サトノ家の先輩ウマ娘2

ダイヤに期待という重荷を背負わせることを謝罪しながら去って行くウマ娘
こちらも元ネタについて議論があり、特徴的な流星の形と、首飾り等に入った王冠のモチーフからキングレオポルドではないかと言われている
サトノの冠名ではないが里見氏の所有馬で、2009年朝日杯、2010年NHKマイルCなどに出走して敗れている

10:59 サトノ家の後輩ウマ娘達

回想中で時間が経過し、今度はダイヤのデビュー後、いまだG1を勝てていないことで将来を悲観するデビュー前のウマ娘が2人
わざわざペアで居ることから、何らかの血縁関係があることが推測されるが、複数の説が出ており特定は難しい

  • サトノフラッグ、サトノレイナス説
    サトノフラッグは2020年にクラシック三冠に挑んだがいずれも勝利できず、その後も勝ちに恵まれないまま引退
    サトノレイナスはその全妹で、牝馬でありながらダービーに挑戦したものの、こちらもG1勝利は掴めていない

  • サトノグランツ、シンリョクカ説
    サトノダイヤモンド初年度産駒のうちの2頭
    メンコを付けて右耳飾り(牡馬)のサトノグランツ、やや緑がかった髪色で左耳飾り(牝馬)のシンリョクカ
    EDの1コマでダイヤの両親と一緒にいたことから、ダイヤ自身の血縁なのではないかという推測らしい

  • その他
    サトノジェネシス、サトノロブロイ、サトノアーサー、サトノクロニクル、サトノアレス、サトノルパン等々、多数の名前が挙がっていた
    なお、放送直後にnetkeibaが偶然ポストした競走馬データベースによると、サトノという名前が付く競走馬は数百頭いるようで、ダイヤより年下で絞っても相当数の候補がある

11:59 栄養ドリンクbot

今度はスペが「栄養ドリンクです!」しか言わなくなり、それに対してスズカも相変わらず「そうね」と相槌を打つだけ
一体どこに向かっているんだ1期主役組

14:22 レース中にはよくあること

ジンクスは後からこじつけたものに過ぎない、不幸に見えるものもよくあることとしてマックイーンが例に挙げたのがレース中の不利や落鉄
これらはいずれも史実のマックイーンに関係がある
1991年の天皇賞秋で、マックイーンは好位を確保するため2コーナーで鋭く内に切り込み、連鎖的に進路を塞がれた各馬は落馬・転倒寸前の危険な状態になった
そのため、1位入線にもかかわらず18着への降着という重い処分が課された
ただし、アニメではこのエピソードについてはこれまで詳しく語られておらず、アプリのメインストーリーのみで触れられている

また、TM対決となった1992年の天皇賞春では、レース直前にマックイーンが落鉄していることが判明
蹄鉄を打ち直してからの発走となった

14:35 強すぎて退屈だと言われたウマ娘

JRA制作の2011年天皇賞春に向けたCMのフレーズ「絶対の強さは時に人を退屈にさせる」が元ネタ
マックイーンの生涯戦績は連対率85%、掲示板外は先に述べた降着のみという抜群の安定感であり、しかも戦法が毎回のように好位追走からの抜け出しというものであったため、派手さや意外性がなく、退屈呼ばわりに繋がったようだ

15:56 ウサギはカメを見ていた

Season2 4話でメジロのおばあさまがテイオーとの対決ムードに浮き足立ってしまっているマックイーンに聞かせた寓話
童話ウサギとカメの競争で、何故カメが勝ったのか
それはウサギはレース中にカメを見ていたが、カメはゴールを見ていたから
つまり、ライバルの動向などの雑念に惑わされずに、レースそのものに集中して取り組めというアドバイス
相手はライバルではなくジンクスであったが、ダイヤの置かれた境遇にも通ずるものがあるだろう
しかし、おばあさまからの受け売りとはいえ、せっかくマックイーンが得意げに語ろうとしたのだから最後まで聞いてあげて

16:34 キタサン手作りのお守り

Season2 10話で骨折したテイオーのために作っていたお守りと似ている
テイオー用は青地にピンクリボンで、ダイヤ用は緑地に黄色文字なので、勝負服のカラーに合わせて作っているのだろうか?
そして、今期1話でも刺繍の課題で苦戦していたように、縫い物の腕前は全く上がってないらしく、指が絆創膏だらけになっている

17:56 どうした急に

みなみがいつものごとく菊花賞に関する蘊蓄を語り始めるが、2話(作中1年前)にもキタサンの菊花賞を描いたため、全く同内容になってしまい、ますおにツッコまれる
それで完全に沈黙してしまう辺り、知識は豊富でもバリエーションは少ないようだ

20:25 決着

ダイヤが差し切って、ついにサトノ家悲願のG1菊花賞勝利
ダイヤの母やサトノのウマ娘達も感涙にむせぶ
そしてダイヤ自身、負けた時には決して流すことの無かった涙をこらえることができないのだった
史実でもサトノの悲願ということが意識されていたのか、ゴールの瞬間に「悲願叶った!サトノダイヤモンド!!」と実況されている

エンディング

サトノダイヤモンドのソロ曲「夢のこたえ」で特殊ED

22:51 表彰式と舞妓さん

ダイヤの表彰式で、後にトレーナーと共に舞妓さんが映っている
京都レース場で行われる菊花賞では、その表彰の際に地元の文化を生かして、舞妓さんが花束のプレゼンターを務めているため

23:06 泣き崩れるウマ娘を慰める女の子

今期1話で「だって(ダービーは)お祭りみたいなんだもん!」と言っていた人間の女の子が母親と一緒に再び登場

次回


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