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異世界はイイセカイ?

マンガやアニメ、ラノベ小説では異世界転生モノが大流行りです。現実世界に夢が無いので、異世界(別世界)に現実逃避したいのかもしれません。その気持ちがわからないわけではありませんが、現実世界にも面白いことはマダマダあります。具体的には示せませんが・・・。

異世界モノには、現実世界には無い”人類の近縁種(亜人/悪魔)”やモンスター/ドラゴンなどの未知の生物が登場します。ただし、異世界に登場する亜人やモンスターには古典的なファンタジー小説の要素や、テレビゲームの要素が色濃く反映されています。

異世界モノの定番は眉目麗しいエルフです。エルフは妖精の仲間で、多くの場合、美男美女で描かれています。また、背が低くてガッシリした体躯を持つドワーフも定番です。ドワーフも妖精の仲間なのでしょうが、こちらは鍛冶職人として描かれることが多いようです。これらの種族は、映画にもなったトールキンの小説『ホビットの冒険』や『指輪物語』にも出てきます。

もちろん和風の亜人?もいます。それは鬼人族です。鬼は日本の伝統文化?なので西洋の伝説/小説には出てきません。鬼人族は、日本固有の亜人です。本来のオニは目に見えない怨念のようなものでしたが、いつしか巨体で角が生えた亜人として描かれるようになりました。

異世界生物の定番の雑魚キャラは、敵役のゴブリンです。ゴブリンは小さな緑色のオニのように描かれることが多いようです。その次はオークです。オークは豚のような顔をした巨人として描かれます。もちろん、これらは西洋ファンタジーの影響を強く受けています。ゲームの定番雑魚キャラは、プヨプヨしたスライムですが、”転スラ”のようにスライムが主人公になる場合もあります。

異世界モノで最も便利な機能は『ステータス』です。「ステータス!」と言ったり念じたりすると、自分の能力値(スキルや魔力など)が数値化されます。これは、RPG(ロールプレイングゲーム)の影響を強く受けています。現実世界では、自分の能力値は自分ではわかりません。自分の能力は他人が勝手に評価して決めるので、こんなところも異世界が愛される理由かもしれません。私はこのようなゲームは一回もしたことが無いので詳しくは知りませんが、どうやらゲームの中では常識のようです。

ゲーム要素満載の異世界は魅力的でしょう。でも、現実世界も捨てたもんじゃありませんよ。具体的に示せないので説得力に欠けますが・・・。

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