見出し画像

11月22日は「いい夫婦の日」

 11月22日は「いい夫婦の日」だそうです。最近は晩婚化が進み、結婚するのも大変ですが、結婚を継続するのはもっと大変です。最近、大学の若い後輩と話す機会があって、「○○君は結婚してたっけ?」と聞いたら、「してましたけど、少し前に離婚しました」と言われ、気まずい空気が流れました。

 我家が「いい夫婦」かどうかは分かりませんが、気付けば銀婚式を超えていました。銀婚式に該当する年でも、イベントらしきことは何もしませんでしたが、子供らがペア(青と赤)のカットグラスをプレゼントしてくれました。このカットグラスは高価なものではありませんが、手にしっくり馴染むので、毎週末の晩酌に夫婦で使っています。

画像1

 上の写真は、カットグラスのイメージ写真です。残念ながら、私たち夫婦が使っている実物ではありません。ちなみに、スナフキンとミーは異父兄妹です。

 いまでは、「あれは、どこだっけ?」と曖昧な質問をしても、「○○なら、××にあるわよ」と答えてくれますが、最初からそうだったわけではありません。『柿の種で妻に泣かれた話』を以前書きましたが、それ以前の新婚7日目にも大泣きされました。

 新婚当時は共働きで、妻もフルタイムで働いていました。よく話し合わなかった私が悪いのですが、「ご飯は妻が作ってくれるのだろう」と勝手に思い込んでいました。その日は私の方が少し早く帰ってきて、妻が夕食の材料を買って少し遅れて帰宅しました。私は独身気分がまだ抜けずに、近くのコンビニで買ったジャンプを読みながら、ご飯ができるのを待っていました。

 それから少し経った時でした。妻が涙目で訴えてきました。「私も仕事で疲れているのに、あなたは何でマンガなんか読んで寛いでるの?」。実家では、母が何でもテキパキこなす家で育ったので、妻がテンパっているのに気が付かなかったのでした。今でも妻が忙しいのに気付かないことがしょっちゅうですが、あの時に比べれば少しはマシになった(つもり)です。

 まだまだ発展途上の夫婦ですが、熟年離婚にならないように、精進したいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?