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緊急告知 私には人望がありません!!

 今回は私の自虐ネタです。現在でも同じですが、私は昔から人望がありません。元々、人の世話をしたり、面倒を見るのが苦手です。人付き合いが苦手なわけではないのですが、人からお節介されることが苦手なので、人へのお節介(気遣い?)はしません。

 自分で言うのもおかしいのですが、見た目は優しくて親切そうな感じに見えます。その証拠に、よく人から道を尋ねられます。前世が水先案内人だったのではないかと思われるくらい、よく道を聞かれました。今でもそうです。もちろん、道を聞かれれば、懇切丁寧に教えます。しかし、道がわからずにキョロキョロしている人を見かけても、自ら声をかけて手伝うことはありません。

 別にポリシーでやっているわけではありませんが、自然とそうなってしまいます。突き詰めて言えば、他人にはあまり関心がないのです。したがって、多くの人のことを考える政治家には、一番不向きな性格だと自覚しています。今回は、そんな人望の無い私のエピソードをお話します。

 小学校の時は、クラス委員はクラス担任の先生の指名でしたから、スポーツも勉強もソコソコの私が指名されることは、当然ながら一度もありませんでした。そんな私も、勉強がマアマアできる中学生になりました。中学は三学期制だったので、学期ごとにクラス委員をクラス全員の投票で選びました。一学期は、面倒見が良くてクラスでも人気の高い男子が選ばれました。これは当然の結果です。二学期は、一学期のクラス委員ほど人気はありませんが、成績抜群(学年トップ)の男子がクラス委員に選ばれました。これも予想された当然の結果でした。

 いよいよ三学期になりました。これまでに人気No.1成績No.1の子がクラス委員に選ばれているので、ヒョッとすると次は自分かも・・・、と秘かに思っていました。そう思った理由は、私の成績がクラスで二番目くらい(?)だったことと、クラスの子たちにそんなに嫌われていないだろうと勝手に思い込んでいたことでした。

 当票の結果は、何と人気No.1の男子の再選でした。私は、自分が選ばれなくてホッとしたのと、全く人望が無かった事実へのガッカリで、複雑な心境でした。私は嫌われてはいないのですが、好かれてもいなかったのでした。今思えば、クラスメートの気持ちがよくわかります。一学期と二学期の結果は順当でしたが、三学期に選びたい人がいなかったのです。仕方ない選択が、普通はあり得ない人気No.1の男子の再選でした。この時に、自分のクラスでの立ち位置をハッキリと自覚しました。その後も、クラス委員に選ばれる事は一度もありませんでした。

 そんな私ですから、社会人になってからも、大人数をまとめる○○長にはなったことがありません。しかし、ここまで何とか暮らせています。ボッチで悩んでいる人、そんなに悲観することはありませんよ。周りを気にせず、自分の好きなことに取り組めば何とかなります。世の中は、リーダー以外の人が大多数なんですから。


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