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現在3月下旬で年度末。4月になれば新年度が始まります。3月末は会社や学校の会計年度の区切りですから、何かと忙しく、予算の締めに関する書類を出す必要に迫られます。私も年度末までに提出する書類を認識していたのですが、実際の提出前の確認準備があるので、1週間前の今日が組織内での締切でした。そんなことはすっかり忘れて、いつものようにボーっとしていたら、催促のメールが来て、慌てて必要書類を書き始めました。定時は過ぎましたが、何とか7時ごろまでには書類を書き上げることができました。本当に年度末は、猫の手も借りたいくらい忙しいです。

日本の企業や学校の予算は、4月から翌年の3月までの1年間を一区切りにしています。そのため、カレンダーでは1年の始まりは1月ですが、新年度の始まりは4月1日になります。年度は、政府機関や業界団体等により決定されていますが、この場合の年度は”会計年度”を指します。また、学校などでは4月入学、3月卒業という学校行事に合わせた年度があり、これは”学校年度”と呼ばれます。

会計年度は英語で、Fiscal Year といいますが、日本と違って国によってバラバラで統一されていません。主要7か国(G-7)の中で日本と同じ会計年度なのは、イギリスとカナダです。ドイツ、フランス、イタリアの3か国は、カレンダー通りの”1月から12月”です。またアメリカは、我が道を行く”10月から9月”が会計年度です。

その他の主要国の中で日本と同じ会計年度なのはインドと南アフリカだけで、中国、韓国、ロシア、ブラジル、オランダ、ベルギー、スペインなどはカレンダー通りの会計年度になっています。また、オーストラリアとニュージーランドの会計年度は、お隣の国のためか、”7月から6月”と同じになっています。

忙しい年度末が終わって、早く新年度にならないかなぁ・・・。

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