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現役当時の蒸気機関車に乗ったことがあります。

蒸気機関車は、蒸気を動力とする機関車のことです。日本では英語で蒸気機関車を表わす Steam Locomotive の頭文字をとって、SLエスエルとも呼ばれます。明治時代には、海を走る蒸気船に対して”陸の上を走る”ことから、陸蒸気おかじょうきとも呼ばれていました。

通常の営業路線でSLが走っている所はありませんが、いまでも10路線以上で期間限定でSLに乗ることができます。なかでも特別なのは静岡県の大井川鐵道で、ここでは年間300日以上SLが営業運行をしています。大井川鐵道は、現役のSL保有台数や総走行キロ数が日本一の鉄道会社です。「かわね路号」は、運休日や天候不良日を除き、ほぼ毎日運行されています。また、「きかんしゃトーマス号」と「きかんしゃジェームス号」が新金谷駅と千頭駅の間を期間限定で運行しています。

きかんしゃトーマス号

私は小さい頃に、現役で走っていた国鉄の蒸気機関車に乗った記憶があります。その当時はJRジェイアールではなく、日本国有鉄道(国鉄)でした。おそらく小学校に入学前だったので、記憶はかなり曖昧です。しかし、車窓から入って来た煙が煙たかった記憶があります。臭いや味の記憶は鮮烈なので、今でも覚えているのでしょう。

日本の代表的なSLと言えば、C62(通称シロクニ)やD51(通称デゴイチ)が有名です。ここでクイズです。SLの型番の先頭にあるCDは何を表わしているでしょうか?。タイトル画のデゴイチの模型をよく見ると、わかるかもしれません。

答えは『動輪どうりんの数』です。答えを聞いても、ピンと来ないかもしれません。蒸気機関車は蒸気機関からのピストン運動をクランク機構と動輪を使って回転運動に変えます。この動輪の数が、3つの場合がC4つの場合がDです。つまり、A(1)、B(2)、C(3)、D(4)という順番です。Aが先頭に付いた型番を持つSLは知りませんが、Bが付いた車両番号を持つSLはあります↓↓。

動輪が2個のB型タンク機関車

今年は鉄道が始まってから150年の記念の年です。私は鉄道ファンではありませんが、鉄道ファンなら知ってますよね?。

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