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薄毛あるある#6 床屋にて

 ”床屋”や”散髪屋”という表現は、最近あまり使われなくなった気がします。理髪店という呼称はまだ使われているようですが、正式には理容院というみたいです。髪を切ってくれるお店には、理容院と美容院がありますが、法律では理容院は理容所、美容院は美容所というのが正式な呼称だそうです。この2つの大きな違いは「理容師は剃刀を使えるが、美容師は使えない」ことです。

 昔は毛髪量が多かったので、散髪屋(正式には理容院)に行って髪を切っていました。いわゆるおしゃれな美容院(カットサロン)にも数回行ったことはありますが、おしゃれな雰囲気に馴染めませんでした。そんなわけで、髪が伸びた時には、散髪屋に通っていました。

 私はシャイなので、散髪屋のご主人から話しかけられるのが苦手で、口数の少ない散髪屋を選んで行っていたのですが、馴染みの店が店主の高齢化などを理由にした廃業で、どんどん無くなって行きました。そのうちに、私の髪の毛もどんどん減って行きました。

 最近は、10分カットのお店で髪を切っています。最初は抵抗がありましたが、今ではすっかり慣れました。こういうところは、年配の男性や小さな子供が多いと思っていましたが、先日はおバアちゃん世代の女性も見かけるようになりました。カットだけなので、お店が空いているの本当に10分もかからずに終わります。家の近くの店舗での値段は、昔は1200円でしたが、最近少し値上がりして1500円になっています。

 最近、ショッキングなことがありました。カットの最後には、大きな鏡で後ろ頭を映して、「後ろはこんな風になりました。いかがでしょうか?」と聞いてくるのですが、鏡に映った頭頂部の毛髪密度がかなり薄くなっていて、ピンク色の地肌が透けて見えていました。自分の毛髪量が少ないことは自覚していましたが、客観的に見せられると大ショックでした。

 加齢による毛髪量の減少なので、食い止める手立てがありませんが、現状維持を目指して、頭皮マッサージなどの涙ぐましい努力をしています^^。


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