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単音 和音 不協和音

今回のタイトルは、何となくゴロが良いので、このタイトルに決めました。今日は、音楽の知識はほとんどないのに、無謀にも楽器の事を書いてみようと思います。

最初に手にした楽器は、誰でも扱える打楽器でした。たしか、トライアングルやカスタネットだったと思います。打楽器は音程が無いので、リズムさえ刻めれば何とかなります。

小学校では2年生まではハーモニカでした。これには苦労しました。音楽の時間にみんなでハーモニカを吹くのですが、まともに吹けないので時々”エア・ハーモニカ”で胡麻化していました。やっと少しだけできるようになったら、三年生からはリコーダー(縦笛)でした。またイチからのスタートです。音楽が嫌になりそうでした。結局、6年生になってもまともに吹けなかったので、集団での演奏の時はまたもや”エア・リコーダー”の出番になりました。

音楽の才能が無いのは、ハーモニカとリコーダーで早くからわかったので、高望みや悪あがきはしませんでした。ところで、ハーモニカとリコーダーは同じ”吹く楽器”ですが、根本的な違いがあります。リコーダーは単音しか出せませんが、ハーモニカはその名前の通り同時に別の音が出せます。いわゆる和音というヤツです。

楽器には、金管楽器や木管楽器のように単音しか出せない楽器と、弦楽器やピアノのように同時に複数の音が出せる楽器があります。ハーモニカは小さくて手軽な楽器なのに、複数の音が出せます。その秘密は、吹いてなる音と吸って鳴る音がほぼ交互に並んでいるからです。そのため、口を幅広にして吹いたり吸ったりすると、一度に複数の音が出せるのです。しかも、吹いて出る音と吸って出る音の組み合わせが和音になるように配置されているので、ハーモニーを奏でることができます。

楽器演奏の才能が無い私ですが、この記事を書いていたら、ハーモニカが無性に吹きたくなりました。

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