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虫との共存 虫にやさしい世界

子供の頃には大好きだった虫も、大人になると敬遠しがちです。私は田舎育ちでしたから、周りにはトンボ、バッタ、カマキリ、ハチ、チョウ、セミ、カナブン、カミキリムシ、カブトムシ、クワガタなど多種の虫たちが普通にいました。生活圏の周りは虫だらけといって良いような環境でした。そんな環境で育ったので、虫には全く抵抗がありません。ただし、ゴキブリを除きますが。

田舎に限らず、都市部でも緑がある公園などには、気付いていないだけで色んな虫がいます。夏はセミのシーズンで、夏場で最も接する機会が多い虫です。歩道を歩いていると、街路樹から落ちたらしい弱ったセミを見かけることがあります。地上で羽化したセミの寿命は1週間程度なので、仕方がないことかもしれません。

小学生の頃、セミの幼虫を捕まえて、羽化の観察をしたことがあります。捕まえたクマゼミの幼虫をカーテンに引っ掛けて放置すると、朝方には羽化が始まりました。羽化した直後は白かった体の色が、段々と黒くなっていくのは感動的でした。

虫について調べていたら、『日本野虫の会』というのがあることを知りました。この会は、人間と虫との共存を目指している?ようです。環境問題を論じるときに、”地球に優しい”という常套句が使われますが、地球環境を最も乱しているのは人間です。環境に優しくしたいのであれば、まずは虫に優しくなければなりません。

虫との和解?を目指す様々な会のバッジ

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