異世界の基礎知識#4 魔獣と聖獣
異世界には、この世界では想像上の生物とされている見たこともない生物が実在します。といっても、私もまだ見たことは無いのですが・・・。
一番有名なのは、何と言ってもドラゴンです。ドラゴンには手足があって、それとは別に翼があります。ドラゴンは禍々しい姿をしているので、魔獣という認識されています。中国や日本の想像上の動物である龍(竜)は、英語ではドラゴンと訳されますが、手足のある蛇みたいな形状で描かれ、翼が無いので厳密に言えばドラゴンではありません。
ドラゴンに似た動物にワイバーンという動物がいます。ワイバーンは手の部分がコウモリのように翼になっているため、独立した翼を持ちません。これがドラゴンと異なる点です。ワイバーンはイギリス貴族の紋章などにも使われています。
タイトル画には、バジリスク、フェニックス、ロック鳥、ユニコーン(一角獣)などが描かれています。ユニコーンは綺麗な姿をしているので、聖獣と認識されているようです。異世界で最も人気のある聖獣と言えば、フェンリルです。フェンリルは狼の姿をした巨大な怪物で、この世界では北欧神話に登場しますが、異世界には実在します。
ドラゴンやフェンリルは、強大な魔力を持っているので魔法が使えます。その魔法で、自分の姿を人間の姿に変えることも可能です。これを人化といいます。ドラゴンやフェンリルは異世界でも最強生物なので、間違っても敵対してはいけません。
異世界の主人公に転生した場合は、ドラゴンやフェンリルと仲良くなれる可能性はありますが、異世界のモブキャラに転生した場合には、ドラゴンやフェンリルを避ける方が無難かもしれません。
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