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市田ひろみさんを見たことがあります。

今朝テレビをつけたら、『あの人に会いたい』というNHKの番組で、市田ひろみさんが取り上げられていました。”あの人に会いたい”ということは、すでにご逝去されています。市田ひろみさんは、美容師、服飾評論家、エッセイスト、女優、タレントとマルチな才能をお持ちの方ですが、30年近く前に”お茶のCM”で有名になった方です。

そう言えば・・・と思い出す人もいるかと思います。市田さんは、サントリーの緑茶飲料『京番茶』のCMに京女きょうおんなとして出演されていました。ご本人は京都で長く暮らしていたようで、CMの雰囲気と京都弁がぴったりで、評判のCMになりました。

こんな記事を書こうと思ったのは、昔、市田さん本人をお見かけしたことを思い出したからです。たぶん20年以上になりますが、京都駅の新幹線ホームでお見かけしました。その時のホームには人がほとんどいなくて、最初は着物を召したご婦人がいるなくらいの感じでした。しかし見覚えのある顔だったので、誰だろうと考えていたら、「お茶のCMの人だ!」と閃きました。

その時私は、仕事で京都から新幹線を利用することになっていました。たまたま市田さんも同じ新幹線だったようで、ホームで列車の到着を待っていたようでした。たぶん市田さんはグリーン車利用だったでしょうから、車内で見ることはありませんでしたが、偶然にもホームでお見かけすることができました。

番組内では、市田さんが世界の民族衣装を収集していることも紹介していました。映像を見ると若々しく見えたのですが、残念ながら昨年(2022年)の8月に鬼籍に入られたみたいです。

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