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クリスマスプレゼントの思い出

小学生の頃の冬休みは、夢のような二週間でした。年末にはクリスマスがあるし、それが終わるとすぐにお正月です。クリスマスプレゼント&お年玉と、ダブルの臨時収入でワクワクしていました。

私が子供だった50数年前、私が育った田舎にもクリスマスやサンタクロースなどの風習が普及し始めました。これも、テレビなどの影響です。わずか3年くらいでしたが、我家にもサンタクロースがやって来て、クリスマスプレゼントを置いて行ってくれました。

小学生の高学年になると、同級生の話などから身近なサンタクロースの存在に薄々気づきました。しかし私は良い子なので、空気を読んでサンタさんを信じていました。

おそらく私のもとに来た最後のサンタさんは、小学6年生の時でした。その時は、事前にサンタさんに何が欲しいか親から聞かれました。私は『ぼくら』というマンガの月刊誌をお願いしました。『ぼくら』は付録付きのマンガの月刊誌で、マンガだけではなく付録が魅力的でした。とくに12月には1月号が販売されるので、いつもより付録が豪華です。

クリスマスイブの夜、少しだけ豪華な料理とクリスマスケーキを食べて、いつものように8時ごろに布団に入りました。次の日のプレゼントを想像すると、ワクワクしていつもよりは寝つきが悪かったのですが、いつの間にか深い眠りに落ちました。

朝起きると、枕元に希望通りのプレゼントが置いてありました。サンタさん、ナイスです。その時の嬉しさと言ったらありません。今でも鮮明の覚えています。しかし中学生になると、なぜかサンタさんは来てくれないようになりました。私が悪い子だったからでしょうか?。

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