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ミサイルにはウンザリ これってカマチョ心理?

あまり政治的なことは書きたくないけど、最近のミサイル発射問題にはウンザリです。防衛省は11月3日午前、北朝鮮が同日朝に少なくとも3発の弾道ミサイルを東方向に発射し、いずれも日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したと発表しました。

また、11月18日午前10時14分ごろ、北朝鮮の首都ピョンヤン付近から、大陸間弾道ミサイル(ICBM)級のミサイルが、東の方向に向けて発射されました。その後ミサイルは、北海道渡島大島の西、およそ200キロの日本のEEZ内に落下したとみられています。

ツイッターなどのSNSで、不特定な人向けに「意味わかんない指示の連発。つらいけどやらなきゃ仕事が終わんない。今日も徹夜かも」などと投稿することを”エアリプ”というそうです。このエアリプは、レスポンスしたほうがいいのか、放っておいてほしいのか、正直よくわかりません。このエアリプには、「こんな不幸な私を見て」という自意識が透けて見えます。この行為の深層にあるのは、誰かに自分の大変さに共感してもらいたい(かまってちょうだい)という”カマチョ心理”です。

普通に考えれば、北朝鮮のミサイル発射は軍事力を元にした威嚇に他なりません。しかし北朝鮮のミサイルには、カマチョ心理が見え隠れしているような気がしてなりません。「私達の国は大変なんだから、もう少し関心を示して!」と、深層では思っているのかもしれません。けれど、”かまってちょうだい”だけでは問題は解決しません。問題解決にはお互いの信頼関係が必要です。

しかし、信頼を積み重ねるのには相当な時間と労力が必要です。一方で、信頼を失うのは一瞬です。そして、その信頼を回復するためには、最初に積み重ねるために使ったものより数倍もの時間と労力が必要になります。

そもそも北朝鮮とは国交がありませんし、信頼関係もありません。それなのに、ミサイルを何度も発射して威嚇しようとすれば、もし信頼関係があったとしても、一瞬にして信頼関係は無くなります。そんな簡単なことが、どうしてわからいのかなぁ。

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