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自分マガジン お薦め本

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私が読んで面白かった本を紹介します。ジャンルは様々です。世間に余り知られていないであろうマイナー本から、メジャーな本まであります。
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#シリーズ本

お勧め”シリーズ本”のまとめ

今回は、数冊から数十冊におよぶ連作の小説、いわゆる”シリーズ本”を紹介した記事をまとめました。自分の記事だけで”まとめ記事”が書けるのは、これまで書き溜めた記事の多さのお陰です。 近年大ヒットしたシリーズ本と言えば『ハリー・ポッター』シリーズです。これらの本は、73の言語に翻訳され全世界累計発行部数は2018年12月1日の時点で5億冊を突破しています。ハリー・ポッター本は、史上もっとも売れたシリーズ作品となっています。しかし、残念ながら私の記事ではメジャー過ぎるシリーズ本は

お勧め”シリーズ本”#3 「刑事マルティン・ベック」シリーズ

 今回は、ちょっと渋めの警察小説を紹介します。マルティン・ベックは、マイ・シューヴァルとペール・ヴァールーの夫婦が合作した警察小説に登場する架空の警察官です。アメリカや日本でも、二人の合作によるミステリーはありますが、夫婦合作というのは大変珍しいと思います。また、この物語の舞台は、北欧スウェーデンの首都であるストックホルムです。  マルチン・ベックを主人公とした長編10冊からなるこのシリーズには、「犯罪の物語」というシリーズ名がつけられているそうです。このシリーズ本の邦題は

お勧め”シリーズ本”#2 『徳川家康』

 戦国時代の三英傑の一人・徳川家康は、知らない人がいない超有名な戦国武将です。これまた超有名な豊臣秀吉の死後、関ヶ原の戦いや大坂冬の陣&夏の陣で豊臣氏を滅ぼし、265年間も続く江戸幕府を開いた初代将軍です。  小説『徳川家康』は、歴史小説家の山岡荘八さんが書いた徳川家康が主人公の長編歴史小説です。元々は、新聞に連載された連載小説でしたが、その後18年かけて完成させた大河小説です。この本は、幅広い読者を獲得して、累計5000万部突破という戦後最大のベストセラーとなります。この