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忍者にはいろんな人がいるの巻

手裏剣の練習をしていると、だんだん忍者そのものにも興味が出てきた。

忍者に関する本を読んだり、ネットで情報を集めているといろんな人がいることが段々わかってくる。現代にも忍者はいるのであろうか。答えは忍者の活動している方は結構いるのである。

まず研究者として、本をたくさん書かれているのは三重大学人文学部文化学科の山田雄司先生。どうやら三重大学には忍者研究拠点として本場伊賀にサテライト拠点も設けているらしい。その名も国際忍者研究センター
ニンジャについてインターナショナルに研究しているのだ。

私も実は、三重大学出身であるが、そんな活動当時はやっていないかった(在学していたのは、なんと1,990年代!遠い昔…)。

SNSは本当に便利で、忍者の情報発信をしている人をXで数名フォローしているだけで、どんどん情報収集ができてしまう。

そんな中、興味深いイベントを見つけた。
日本忍者協議会(※なんだそれ!)が主催する浅草忍者ウォークというイベントがあるとのこと。忍者の恰好をして、浅草から東京にある忍者スポットを山田先生の解説付きで回るという、夢のようなイベントである。
コロナの第三波がようやく終息し、二度目の緊急事態宣言が終わった2021年の3月に開催された。

鳩森八幡神社や鮫ヶ橋せきとめ稲荷、忍者がいるレストランNINJA AKASAKA、西念寺から半蔵門を回るという都内忍者スポットのフルコースである。

このツアーの詳しいレポートは以下の記事に譲るとして、

出会った方々が非常に面白かった。

生の山田先生はもちろんのこと、案内してくれるのは地域おこし協力隊で甲賀に移住を決めました!という嵩丸さん。(この方は忍者界隈では超有名な方で、移住後も甲賀で大活躍。とにかく忍者愛にあふれている忍びである)、また大学を卒業して忍者協議会に就職するという方、普段はカメラマンであるが趣味で忍者をやっている紫龍さんやイベントプロデューサーで忍者である大観さんという方など、みなさん怪しい恰好をしているのにも関わらず、フレンドリーで非常に忍者に詳しいのである。
(見出しの写真は山田先生と!)

かけだし忍びとしては、忍者の恰好をして街を歩くと言うだけで非日常体験であったが、周りも忍者の恰好をしているのであればそんなに気にならず、楽しく歩くことができた。

途中土砂降りにもなってしまったウォーキングツアーであったが、街歩きと忍者という組み合わせは、普段の東京という町が少し“江戸”に変わったようで、物の見方が変わったのである。

また忍者の知り合いが少しづつできることも楽しく、忍者活動=忍活と称して自分でも何か企画したいな~と思い始めた。その方がより深く、忍者と分かり合えるかな、と。

これが次の活動、忍びキャンプにつづいていくのである。


※日本忍者協議会は謎に包まれてきた忍者という存在を日本の文化資産として世界に発信すべく作られた、自治体等によって構成される世界唯一の忍者の公式組織です。(公式サイトhttps://ninja-official.com/より)


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