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名前の不思議

今日は、私の名前について。

結婚前は「竹内」でした。
子どもの頃、俺たちひょうきん族の「たけちゃんマン」が流行っていたので、この名字が本当に嫌でした(涙)

どうして私は、竹内の家に生まれたんだろう?
ずっとそう思ってきましたが、旧姓の名前をイニシャルにするとTHとなります。都市伝説では、THはすごく大切な意味を持っていて、それを知ってはじめて、自分の与えられた名前に、やっと納得ができた気がします。

結婚して、夫の姓に変えたことで「デニスラム」になりました。
この名字には夫の人生が込められています。

もともと、夫の家族の名字は、イスラムさん または ベパリさん でした。例えば、夫の二人の兄は、それぞれ、タズル・イスラム、ノズルル・イスラムですが、夫だけデニスラム。英語のアルファベットで書くと、Din Islam(ディン・イスラム イスラムの日という意味)なのですが・・・

夫が高校生くらいでロシアに出稼ぎに行き(夫の旅は別記事をご覧ください)、そこから陸路で国境超えをしながら、最終的にはドイツ(ベルリン)にたどり着くのですが、途中のポーランドで一回、つかまってます(笑)

その時、名前を聞かれて「Din Islam」と答えたら、それは名字だろ!名前は?!としつこく聞かれて、困ってしまい、ちょうど檻の外から聞こえてきた、誰かが歌う ♪ロリポップロリポップ♪ の曲から「名前はラリー」と言ったそうです(笑)

それ以来、夫はその名前で暮らしてきてしまったため、私と結婚する際にも、本来は名字ではなく名前である「Din Islam」が名字になってしまったのです。

しかも、Dinが短すぎるからと、くっつけられて、さらにDin→Denislam になってしまいました(汗)

なので、夫は祖国に帰ると「あなたの名前は、なんかちょっと変ですね」と言われてしまいます。。。そりゃそうでしょうね(笑)

これまた都市伝説の中では、Dの意志といって、名前にDがつくと特別な感じがしてしまうわけですが・・・我が家の名字、実は夫の人生がぎゅぎゅっと凝縮された名前です。

もうひとつ。
私が、占いをするときに使う名前「天成(あめな)」
この名前は、もともとamenaといって、夫と結婚する時に、イスラム教に改宗をした際に頂いたイスラム教徒としての洗礼名です。

日本でこの名前を使うことがほとんどなかったので、当初はSNSなどの名前として使っていたのですが、占い師の名前に使おうと思ったとき、漢字の当て字を考えました。最初は、漢字3文字にしていたのですが、それがうまく「あめな」と読んでもらえないことが多くて(汗)

そしてある時、小林正観さんの対談の本(タイトルを忘れちゃいました)を読んでいたら、その中に「昔の日本は、天成る国(あめなるくに)と呼ばれていた」と書かれていたのを見て、天成(あめな)と決めました。

なんか占い師っぽいし、いいかなと(笑)

私自身は、特別な家系に生まれ育ったわけでもなく、また、特別な人生を歩んできたわけでもないのですが、両親とも美容師で手先が器用な家に生まれた事、特に大きな病気もなく、ありがたいことに3人の子どもたちにも恵まれてきたことを、誇りに思っています。

もともと、もって生まれたものが特別ではなくても、未来に向かって意志を持つことで、ちょっとくらいは面白い人生になる!そう思いながら、これからの人生の旅も楽しんでいきたいと思います。

今年から始まった夫の国との二拠点生活も、夫の実家ちかくのド田舎に家を建て始めたことで、ちょっと日本での時間が長くなっていますが、これもきっと何か意味があってのことだと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
名前のことは、尋ねられることが多いので、一度は書いてみたいと思っていました。noteを始めるきっかけをくれた情熱クラブにも感謝です💗


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