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衣類の自給

朝のテレビ番組で、PTRというアパレルブランドの話題が取り上げられていました。PTRとは、プーチン・チーム・ロシア の略で、大統領が国をあげて国産衣類を積極的に着ましょうという運動をしているとのこと

https://youtu.be/t-f9ugV66TU?si=OgOTFT_WTgZu95nb

この話題から、私はインド独立の父と言われるガンジーの糸車を回す姿とカディーのことを思い出しました

非暴力・不服従で知られるガンジーですが、それに加えて、衣類をはじめとする暮らしに必要なものは国産品を買おう!使おう!自らの手で作ろう!という活動をしていました

この運動の背景には、植民地支配により、インドの綿花がイギリスに安く買われ、製品化したものを、インドが買わされるということに対する抵抗があったそうです

ガンジーは、質素な暮らしをすることを大切にして、効率化・工業化への批判も込めて、糸車で毎日のように糸を紡いでは、

「働かない日に食べるものは、盗んだものと同じだ」

ということまで伝えていたそうです

ロシア大統領プーチンの政策は、少し極端なのかもしれませんが、国を愛し、国と国民を守るためには、国産品・自給率をあげるのは、当然のことだと思います

そして、我が国 日本
工業製品としての国産衣類、なんと原材料からの自給率はゼロパーセントです

つまり、純国産の綿、麻、絹などで、全て国内で作られているものもわずかながらにはありながらも

それらをはるかにはるかに上回る輸入品が市場を占めているということです

日本製の服を作る会社さんの情報によると、原材料や生地はともかくとして、日本で作られている服すら、もはや3%しかないそうです…

べんがら染めの国産さらしと、手紡ぎ糸

先日、小3の娘と、べんがら染め(泥染め)を体験してきました!

国産のさらし(綿100%だけど原材料が国産かは不明)、パキスタン製のアジア綿を手紡ぎした糸、エコバッグなどを染めました

べんがら染めの先生とは、TokyoCottonVillageさんの糸紡ぎイベントで、世田谷でお会いしたのですが、なんと同じ横浜市金沢区というピンポイントで暮らしていることが判明😍

しかも、べんがら染めは、東インドとバングラデシュを含む「ベンガル地方」から伝わったから、べんがらと呼ばれているとのこと!

かをさんは、様々なものを染めていますが、さらしを染めて、直線縫いだけでチュニックを作られていて、

一目惚れして即購入💖
しかもお値段が破格すぎて💦いやはや、欲のないかをさんの明るくて元気で、べんがら染めが本当に好きなんだなぁ✨というところにも、心打たれました

↑参考動画
さらしは手拭いより長く切ることができるので、私もチュニックより少し長めのが作れるように染めてきました❣️

初挑戦のべんがら染め

娘も染めがとても気に入って、もっとやりたい!また行きたい!次はいつ?と、毎日のように話してます☺️

私もミシンを使うようになって、ふんぱんや布ナプキンなど見えないところの衣類は作るようになりましたが、

さらしを可愛く染めて、少し縫ったら服になるというのは、初挑戦!

日本で暮らしていると、安くて手軽でしかも流行りものの素敵な服がいくらでも手に入るので、

わざわざ国産の原材料や製造にこだわった高価なものを選ぶ必要もないと思いがちですが、

労力とかちょっとした工夫をすれば、ファストファッションと同じかもしくはそれより安く、服を自分で作ることができるとしたら、どうでしょうか?

特に夏物に関しては、年々、猛暑日が増えていますから、さらしのような薄手のさらりとした生地で作る服の活躍の場は、増えそうですよね✨

ロシアのように大統領が推してくれなくても、ガンジーのように強い精神力を持つ指導者が引っ張ってくれなくても、

私は日本のこれからの衣類の自給というのは、手作りや自然のものを愛し、効率が悪くたって、生産性が低くたって、コツコツと手作りをすることを楽しめる人たちが切り開くと思っています❣️

コットンダイアリー 情熱クラブ 一般社団法人

2021年5月から参加している、情熱クラブの仲間たちと、5/11に埼玉県草加市にて講座とワークショップを開催します💞

私自身も2008年から布ナプキンを使うようになり、作れるようになり、からだの変化、心の変化を味わってきました

安くて便利なナプキンを使い捨てしていた頃の私は、自己肯定感も低く、自分を愛せませんでした

そんな私を根底から変えてくれたのは、自分大好きな夫と、自分の愛し方を学ばせてくれた布ナプキンだと思ってます

常に布ナプキンを使わなきゃいけないということではなく、私も時間をかけて少しずつ自分の体を知り、

暮らし方や生き方も含めて、布ナプキンを取り入れてきました

いいものだとはわかってるけど、なんとなく一歩が踏み出せない方、未知なる世界をまずは見るだけ聞くだけでもよいので、ぜひいらしてください❣️

私たち、コットンダイアリーは、綿を育てる活動もはじめています。

面倒で非効率なことだけど、そのなかにこそ、感じるもの、味わえるものがあります🥰

予約がだいぶ入ってきてるようなので、ぜひ事前に予約してご来場ください。

🌿 CottonDiary (Instagram)

DMにて、ご予約頂けます。
または、こちらのGoogle Formからでも可能です

コットンダイアリー 情熱クラブ 一般社団法人

当日は私も会場にて、お手伝いをしています!
お会いできますこと、楽しみにしています❣️

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