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バッド入った記録(地頭がわるい)

・昨日は朝から夜まで異常にバッドが入ってて今思うとすごい面白い状態だったので、その時のメモを書いてみるね。

・地頭が悪い。

・地頭とは、教育で与えられたものではない、その人本来の論理的思考能力やコミュニケーション能力のことをいうらしい。

・自分がこう感じたのは、同棲中の彼と野球中継を見ている時だった。選手の打率ランキングを見ていると、「規定打席数」なる数字が重要になってくるらしいので、野球に詳しい彼に聞いてみたのだ。
「規定打席数っていうのはそのチームの試合×3.1以上の打席をいうんだ。要はたくさん試合に出て、たくさん打席に立っている人をいうんだ。」
「野球は攻撃のターンが9回あって、9人のスタメンで廻していくんだけど、3アウトを続けて取られると1回3人で終わっちゃう。それが仮に9回全部そうなった場合、全員合わせて27打席しかないし、一人当たり3打席になっちゃう。でも実際は四球で塁に出たり、ヒットを打って出塁するから、そんなことはありえない。」
「だから、1試合あたり3以上、試合数×3.1以上打席に立つことが全試合を通してどれくらい試合に出ているかの基準になってるんだよ。」

・さっぱり分からない。これ以上のことも色々教えてくれたと思うが、もう脳みそが理解することを拒否していた。文字で整理して、ようやくいま若干理解しかけているぐらいだ。間違ってたら教えてほしい。野球ファンってみんなこんなこと考えながら応援してるの?すごすぎない??

・ここまで考えると、「彼が野球に詳しいだけなんじゃないの~?」って思うが、そうじゃない。

・昨日買い出しに行った。自転車で4、5分で着くはずの業務スーパーだ。
1回だけだが、彼について行ったこともある。昨日は自分が暇だったので、買い出しでもして褒めてもらおう、という腹積もりだったのだ。

・グーグルマップで念のため確認して、無事到着した。鶏むね肉2キロやらでかいキャベツやら、たくさん買ってリュックに詰め込んだ。さて、悪くなる前に急いで帰らねば。

・帰り道、自転車で20分弱かかった。道に迷いに迷ったのだ。

・来た道を帰るだけのことが、なぜ自分はできないのか。グーグルマップで確認し、曲がるはずの道をなぜか間違えて直進し、間違いに気づき、またグーグルマップを確認する。大量に物を買ってしまったので荷物が重い。なぜか長袖を着ていたので熱い。もう泣きそうだった。なんなら涙ぐんでいたかもしれない。

・彼はこんなことになることはない。渋谷駅やら横浜駅やら、広い駅を把握するのもうまいし、道に迷っても大体目的地がどの方向にあるか把握している。実際彼と道に迷ったことがあるが、彼のなんとなくの感覚により地図なしで目的地にたどり着くことができた。

・彼は高卒で、自分はそれなりに良い大学を1留しつつ出ているが、地頭がいいのは間違いなく彼だと思う。

・自分はそれなりに良い大学を卒業したり、職種的に珍しい資格を取得したりしているが、これは「試験」というのが人より得意なだけなのであって、決して優秀な人間なのではないな、と感じる。
転職活動をしている中、「優秀な大学を出ていて…」とか「この資格を取っているということは優秀なのですね」とか言われると、「こいつらはなんも分かってねぇな」「きっと入社後失望されるだろうな~」と感じてしまう。ありがたいことなのに。

・昨日は一応第一希望の会社の最終面接だったんだけど、地頭の部分を確かめるような質問が多く、実際手ごたえは全くなかった。おそらくダメだったんだろう。(昨日の夜異常にバッドが入ってなぜか死がこわかったのも、この失敗体験があったからだと思う)

・正直に言うと私の強みは、「平均な人より試験が得意」というのと、「地頭の悪さをそれなりのコミュニケーションで隠している」という2点になる。自分で笑ってしまうな。こんな人間を評価するんじゃない。

・彼も最近転職活動をした。ありがたいことに、高卒で未経験業種ながら、素晴らしい会社に入社することができた。調べてみると、学歴より実力を重視する会社らしく、転職の際の試験も特殊なものだったらしい。私だったら絶対に受かってないだろう。

・そういう人を評価する社会であってほしいな、と思う。自分みたいなやつが評価されて、実際に会社を動かす立場になったとしたらこわすぎるからだ。

・公園で保育園児たちがとおりゃんせをしていた。

・動物病院の窓から犬が外を眺めていた。


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