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本を出してよかったこと

まだ本を出版してから15日ほどしか経っていませんが、発売前や後に色々起きたので、備忘録として書いておこうかな、と思います。

Amazon予約戦争

年の瀬も迫った12月26日が私の本の発売日でした。
Amazon予約が12月12日だったので、まずはそのタイミングで予約していただけるよう多くの方にPRして、その後じんわり発売日までを待つような形に。
Amazonではカテゴリごとに順位が付けられるのですが、どのカテゴリになるのかはAmazonさんが自動判定するようで蓋を開けてみないとわからないと言うことでした。結果、私の最小カテゴリは"転職読みもの"というところで、まさかの年間21万部を売る大ベストセラーの東洋経済の会社四季報さんがライバルになるという大変難易度の高いところでありました。。

売れ筋ランキングで1位を獲得すると"ベストセラー"というオレンジ色のタグが付き、今後の販売にも有利になります。そう言った意味で一位を獲得したかったのですが、2位まで上がったものの、相手が悪すぎました。笑
でも、こうやって目指すものが、乗り越えたい壁があるっていう時、私はものすごくアドレナリンが出ます。とてもその超えたいと思ってもがいているいる瞬間が楽しくて楽しくて仕方なかった。

まさかこんな展開になるとは思っていなかったのですが、とてもいい経験ができたと思います。また、2週間近く1日に何度もランキングを見る生活をしていたので、他にランクインしている書籍への尊敬の念がものすごくて、『イシューから始めよう』とかもう10年も前に出た本なのにいまだに売れ筋ランキング上位にいて本当に頭が上がらないというか、、、。本の世界、まだまだ私の知らないことだらけで少しでもその世界をかじるきっかけをいただけてありがたいと思いました。

初めての献本

見本誌が発売10日前に届いたのでそちらを献本させていただく活動も初めて行いました。よく知っている方やしばらくぶりの方などにご連絡する機会を頂けたこと、これもよかったことだと思っています。快く送ってください!という方もいればお返事のない方や自分で購入します!とおっしゃってくださる方などそのリアクションも様々でした。直接以前お世話になった企業の社長に本を渡せた時は感慨深かったです。トレタのひとしです!w
自分を育てる機会を提供いただいた方にこういう形で自分がやっていることを報告できて、まだまだ半人前ですが以前よりは成長したところを見せられたかな、なんて思いました。じんわりした幸せを感じたであります。涙

配送での献本は出版社からではなく、自分から手紙付きで送った方がやっぱり自分自身の気持ちよさが違うな、と思ったので次回からは多少経費はかかりますが自分で発送しようと思いました。この頃、ストレスからか全身に湿疹ができてしまい、痒みや生活に制限があり病院通いも重なりとてもしんどかったです。細かなところも多忙でやりきれなかったこと多数。
でも、この残尿感こそが次回への執念につながります。

出版してみて

まずは発売日の当日に書籍を出版するのにお世話になった方々にお声がけしてお礼をお伝えする会を開催しました。やってみて気づいたのですが、自分が主役となる会の仕切りというのはなんだかむずがゆいもんだなぁと。これまで散々イベントは仕切ってきたのに、どうやって乾杯を促したらいいんだっけ?アレ?となったところから始まりましたw  こちらも体の不調で開催できるか不安だったのですが、蓋を開けてみればご案内差し上げた方がほとんど来場いただけて、本当にありがたい限りでした。準備も万全でなかったのですが、私の"推し"なみなさま同士が楽しそうに話してつながっている姿を見てやってよかった!と思いました。私はマグネット。人をつなげることに幸せを感じます。

大好きな人しかいない!!!

好きな人が私の本を買っていた

半年前くらいから行きつけの飲み屋にビジュアルも雰囲気も無茶苦茶タイプの常連男性がいまして。私はしゃべると残念と過去に何度も言われたことがあるので嫌われたくないから絶対に話しかけないぞ!と決め、ずっとその人をただ目で追いかけるだけの日々でした。
で、年の瀬も迫ったその店の最終営業日12月30日のことです。初めてその人が隣の席に。「うあああああ!!!」と脳内バグが起きていたその時、その人がおもむろに私の本を取り出して見せてきたのです。

「あの…、本、書いました。よかったです。」と。

「え???あ???な、なんでえええええ????ヒィイイイ!」

いやいや、ただでさえ初めて隣になって、話して、それだけでこちらはバグってんのに、なんで名前も知らない私の本を持ってるの???もう脳内バグが止まりません。

聞けば、本屋でたまたま手に取った本を読んでいたらいつも飲み屋にいる人(私)の写真が出てきたからネットで調べたらやっぱりあの人だ!となったそうな。

「んなことあるんか!!!???」

それが2022年の最後に起きた、一年で一番びっくりした出来事だったかもしれません。笑
その後、その方からはサインしてほしいと言われ、ヘロヘロになりながらサインをし、インスタも交換してほしいと言われ、ヨロヨロになりながらインスタを交換し、バグった私は同じ話を500回し続けるという奇行に走ったようです。←もう日本酒を飲みすぎて何を話したのかなんて一切覚えていません。後日私たちの様子を目撃していた他の常連から色々教えられました。w

でも、写真に写った私はそれはもう幸せそうな顔をしていて、本当に本を出してよかったなぁと思いました。ちなみに、その人にはあなたはずっと私の好きピだったんですよって伝えてないからこのnoteでバレることになるやもしれません。まぁ、しゃーないか。笑

他にもある本を出してよかったこと

上の話は奇跡レベルですが、他にもうれしいことがたくさん起きています。

  • 富山の普段本なんか絶対に読まないという方が悩んでいた時に何気なく立ち寄った本屋さんで私の本を手に取り、実際にワークをやって多くの方にあたたかなフィードバックをしてもらっているのをSNSで目撃!頑張っている方の背中を押せて本当にうれしいなぁと思いました!

  • 高校の時の同級生がもう卒業以来24年も会ってないのに、本をSNSで紹介してくれた!別の同級生もそれに反応してくれて、昔の繋がりがよみがえったようで感動しました!

  • 大学の教授が母校の生協に置くといいんじゃないかと言ってくれた!

  • 同じく大学の講師をしている同級生が30冊買う!と言ってくれた!

  • Amazonレビューに友人知人、知らない人からのレビューが日に日に増えていくのはこれからの自分自身の道標になるような感覚で、死ぬほど励みになってます。人に役立てているって感じられるのは生きがいです。涙

  • インスタでフォローしていた大学生書籍ブロガーさんがとても丁寧な書評を書いてくださった。素敵すぎて泣けた。Adoさんの私は最強って曲が私の本のテーマ曲だな!と好きになった。

  • この本屋さんにあったよ〜!と全国の友人やSNSのフォロワーさんから連絡が来る。京都や名古屋、札幌と地方でも売られていることが本当にすごいと思う。本の流通網ってすごいですね。ビバ!商業出版!

  • THE FORMAT著者の石倉さんに献本のお声がけをしたらランチをする機会をいただけた!本を出す前のことや販促の話などたくさんできてむちゃくちゃエネルギーをいただけた!!!

  • 会う人会う人みんな「おめでとう」と言ってくれる。
    私自身はAmazon1位取らなきゃ、とか本屋さんに並べてもらわなきゃ、たくさん売らなきゃ、で頭がパンパンだったからまず本が無事に出たことを素直に喜ぶための「おめでとう」の言葉は今の幸せを感じるための魔法の言葉。ありがたいです。

他にもたくさんよかったことがあります。
これからも本を通じて多くの人に何か変わるきっかけを作れたり、励ましのエールを送れたらいいなと思いました。出す前は自分ではわからなかったけど、この本を「あったかい本」と言ってくれる人が何人かいて驚きました。自分では自分のメッセージってどうにもクールに伝わっているような気がしていたから。でも、少しでも私の文章でがんばろうって未来に向けたポジティブな気持ちを感じてもらえたらいいな、と思います。

は〜、胸いっぱい。
みなさまほんと、ありがとうございます🙏


一生仕事に困らない[最強の自分]の作り方

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