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私が本を買ってくださった方にAmazonレビューをお願いする理由

どうもです!
昨年末に『一生仕事に困らない[最強の自分]の作り方』という本を出版しました。発売から20日ほど経った1月中旬の今、購入してくださった方一人一人に「Amazonレビューをお願いします!」というご連絡をしています。

ここではどうして私がAmazonレビューをお願いするのかを書いておきたいと思います。とてもシンプルで簡潔な形で依頼をしている方もいるので、自分の意図や目的が正しく伝わらないで不快な思いをしていただきたくないという気持ちもあるのでお伝えしたいと思いました。

お願いする目的

1、本を読んだ方がどう感じたのかを知り、今後の活動に活かしたい
2、この本と出会う機会を得られる人が増える
3、レビューによって課題感の近い方に届けられる

1、本を読んだ方がどう感じたのかを知り、今後の活動に活かしたい

私の仕事はPRです。Public Relations なので、自分のステークホルダー(重要な関係者)との関係性を作る上で情報を発信し、どういう印象を与えてどんな感情を引き出しどういった行動変化が起きているのか?を知った上で目的に向けた次の戦略を立てて実行していく、それを繰り返していくのが仕事です。
今回の本の出版というのも、私が考えるやり方や思考術、そして実行に移すまでのノウハウや経験談などを詰めこんでいます。今、キャリアや働き方、人生の過ごし方や未来設計に悩む方に少しでもお役立ちできればと思って書きました。

なので、自分が発信したことでの読者の変化を知りたいと思っています。
ただ、知るためには待つのではなく、自ら聞いてまわらないといけないと思っています。というのも、本というのは人にもよりますが相当な熱量がないと読まずにそのまま積読されてしまうものだと思っています。書籍編集者の方々も「50ページ読んでもらえたら勝ち」というくらいに、とにかくまず読んでもらうことが難題。そもそも買ってもらうこと自体も難しいので、せめてそこをクリアしてくださった方には1ページでもいいから読んでほしい。読まないのであれば、誰かにあげてほしい。そのくらいの気持ちであります。特に私はインフルエンサーでも熱狂的なファンを持つタレントでもないので、プッシュしないと全く読んでいただけないと思っています。

なので、Amazonレビューをお願いするのは、まず読んでくださいという読書のリマインドの気持ちを込めてしています。

読んでいただいて、「時間の無駄だったな」とか「少しも役立たんではないか」と思わせてしまったら、心から謝ります。もっと精進します。でも、もし一ミリでも何か刺さることがあったら、それは著者として、PRを仕事にするものとしてはそれが何なのかを「絶対に知りたい!!!」のです。
いや、書き方を少し間違えました。無駄とか役立たないとか思われたことも知りたいと思います。どういう人には刺さらなくて、どういう人には意味があると感じられるのか、その起きていることの"事実"を知った上で、今後の私の人生の戦略を作りたいと思っています

長くなりましたが、本にも書いたことでもあるのですが、自分がしていることへのフィードバックを他者からもらって今後に活かしたい、それが私がAmazonレビューを依頼する大きな理由です。
ビジネス用語的にはPDCAを回すための施策です。

2、この本と出会う機会を得られる人が増える

Amazonレビューが多くついていると、Amazon内で上位表示されるというAmazon SEOが機能してきます。これはアルゴリズム的な話で、関連する書籍だったり、おすすめ書籍の項目に類似する書籍ページを見た際に表示されるようになるので、それを狙っています。

私は自分の書籍で人生が変わったとか、少し気持ちが楽になったとか、やる気が出たとか、何かいい影響を一人でも多くの方に感じていただきたいと思っています。なので、多くの人にこの本と出会う機会を増やすことでそれを叶える一歩にすることができると考えています。
マーケ用語的にはCTRを上げるための施策です。

3、レビューによって課題感の近い方に届けられる

本に興味を持っていただいた方がAmazonの本のページを開いたときに参考にするレビューによっても本の購買率は大きく変わってくると言われています。
価格.comリサーチのデータによるとネットで書籍のレビューを参考にする方は全体の6割以上。多くの方が他の方のレビューを見て購入するかどうかを検討するのです。

インターネットで書籍のレビューを読んで、本を選ぶ際の参考にするかどうか
https://kakaku.com/research/report/087/p02.html

また、特に書籍に関してはAmazonのレビューを参考にするという方が8割以上です。それくらいにAmazonでの評価は購買に影響するのです。本を買うか迷ったときに"Twitterで検索"とはなりませんよね。

書籍のレビューを参考にする際に利用するサービス
https://kakaku.com/research/report/087/p02.html

私も書店に行って気になった本があったときに、Amazonを開いてどんなレビューがついているのかを見たことが何度もあります。そこで書かれている「こんな方にオススメしたい」とか「こういうことが知ることができてよかった」「こういう書き方をされていてすんなり入ってこなかった」など、書かれている方の背景はわからずとも、複数の意見を見ることによって自分に合っているかどうかの判断をする一つの材料にはなっていると思っています。マーケ用語的にはCVRを上げるための施策です。

1、2、3を見てもPDCAが回せて、CTRとCVRが上げられるAmazonレビュー、これは書籍マーケティングにおいては絶対にやらない手はない!と判断しまして、日々口を開けば「Amazonレビューをお願いやで」と狂ったように言っています。

Amazonレビューなんて書いたことないよ!って方がほとんどだと思うので、急な依頼でちょっとドキドキさせてしまっていることは私も承知しています。
でも、これまで友人知人やビジネスの仲間として私に付き合ってきてくださった方なら理解して協力してくれるのではないか、そう思い、お願いをしています。
Amazonレビューは人に強要することはもちろん、内容の指示なども禁じられています。なので、強くお願いすることはできません。お金を渡して書いて!なんて絶対にダメ。口コミはPRの基本であります。広告とは違います。読者の本音が詰まった言葉たちが人の心を動かすものだと思っています。

本を読んだ人が心の底から思ったことを素直に書いてくださったらいいな、そう思っています。

高い評価がほしいわけではありません。素直な言葉をください。
どうか、Amazonレビューを、何卒よろしくお願いいたします🙏

田 美智子

一生仕事に困らない[最強の自分]の作り方

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