これから身につけたいことリスト

私はエネルギーを持続して放出することができない。とにかく出力が安定しない。何もやる気が起こらない日がたびたび出現する。みんなこんなもんなんだろうか?今私にしては比較的頑張っている文章(ブログ)も一時にばーっと書き上げてしまって、残った時間では特に何もせず過ごしていることが多い。これは社会人として(私は今、社会人ではないが)致命的な欠点だと思う。今は"全然やる気出ない期"である。しかし、どうやってやる気(気力)を出そうかなと思案ばかりしていても何も始まらない。だからとりあえず、やりたいこと(身につけたいこと)をリスト化してみようと思い立った。長期的な目標(ゴール)が明確にわかっていれば、短期的にやるべきこともはっきりさせやすいし、やる気も出やすいかと思う。何とかしてやる気を出すために、とりあえず、今後身につけたいことのリストを挙げてみたい。

【私のこれから身につけたいことリスト】
・Excel
・化学
・英語
・地理
・(初等)数学
・文章(ブログ)
・動画編集ソフト
・楽器
・ボイトレ(歌唱力)
・作曲(編曲)
・お金のリテラシー
・音楽理論
・サッカーの戦術知識
・料理の技術

Excelはどの会社に就職することになっても使う必須技能だろうし(会社員になるか/なれるかはわからないが)、勉強系に関しては学生時代の勘を取り戻したい。特に英語は家庭教師をやるとしても、簡単な翻訳業務をやるにしても、もし万が一私が海外逃亡することになっても(笑)、役に立ちそうなので、なんとかして身につけたい。一応、大学2回生のころに英語の授業の一環で受けたTOEICで785というスコアをとったことがある。そのときは特に対策をせずに受けたので、その割には我ながら上出来な方だとは思っている(それでも全然ショボいが…)。当然英語から離れてかなり経つ今ではこんなスコアは絶対とれない。そして、785程度のスコアでは、やっぱり全然喋れないし、読むのも遅い。英作文なんてもってのほかである。TOEICのスコアはあくまで目安でしかない。一応鍛練するために、参考書を一冊買った。英検一級用のライティングの参考書である。英語に久しぶりに触れるにしては身の丈に合わない参考書だと自分でも思ったが、ライティングの能力を鍛える過程で、語彙や文法事項をおさえられるため、リーディングにも役に立ちそうだと思ったので買った。また、頭の中で英文を論理的に組み立てるという作業はスピーキングでも必要な作業であるから、スピーキングの能力も鍛えられる(と思う)。そして、英検一級のライティングは時事問題・社会問題についてのエッセイ(小論文)であるから、それらの問題に関する知識や視座が得られる可能性も高い。このようにライティングを勉強することは一石二鳥にも三鳥にもなると思ったから、ライティングから勉強をはじめることにした。リスニングに関しては、発音を覚えたり、耳を慣らす必要があるので、別枠でのトレーニングが必要だと思うが、ライティングのトレーニングがまったく活かせないわけではないと思う。まあ、最初に手を出す参考書としてはレベルが高すぎるかもしれないので、とりあえず手をつけてみて挫折したら、もう少しレベルを下げた参考書で再チャレンジするつもりである。

文章(ブログ)と動画編集ソフトに関しては、身につけておけば、将来ちょっとした飯のタネくらいにはなるかもしれないという程度であまり大きな期待はしていない。まあ、将来何かの役に立てばいいなあくらいの感覚である。文章(ブログ)は、まだはじめて1ヶ月半程度しか経っていないので、何とも言えないが、私にしては頑張れている方である。まとまった文章を書くことについては決して好きではないが、苦痛を感じるというほどでもない。私が持っている能力の中では比較的マシなモノなので、伸ばしてみようという感じだ。別に文筆家にならなくても、文章を書く機会は将来発生するだろうし、まったく役に立たないということはないだろう。

楽器・ボイトレ・作曲(編曲)については完全に趣味である。趣味を充実させることは、人生の幸福度を上げるためにかなり重要なことだと認識している。楽器に関しては、大学生のときにあまりモノにならなかったが、ドラムを叩いていた時期がある。せっかく経験したことなので、もう少しうまくなりたいという気持ちがある。ドラムはあまりセンスがないことがわかったので、他の楽器(ギターとかベース等)でも構わない。ボイトレは単純にカラオケに行ったときに、もっと歌が上手かったらもっと楽しいだろうなと思っただけの話である。あと、大きな声を出すこと自体がストレス発散になりそうだと思ったからである。最後の作曲(編曲)については、正直めちゃくちゃハードルが高く、実現できる自信はまったくない(笑)。これは創作への興味によるもので、今やっている文章を書くこととも通じるところがある。

お金のリテラシー、これも身につけておいて損はない。というか、身につけておかないと損をこく可能性が高いと思ったので、リストに入れた。私は将来、会社員としてではなく、フリーランスとして生きていくことも選択肢の一つとして考えているので、そうなる場合はなおさらお金に関する知識は身につけておかないといけない。

音楽理論とサッカーの戦術は、趣味兼文章(ブログ)のネタという位置づけである。趣味をより深く楽しむためでもあるし、より面白い文章が書けるようになるためでもある。最近、文章を書いていて、「自分には抽斗が少ないなあ…」と感じることが増えた。教養などがないから、文章に深みを持たせられない。面白いエッセイなんかを書こうと思ったら、それはもうめちゃくちゃな教養が必要だなと思うのである。教養を得るためには、本を読むのが一番手っ取り早いと思うから、これもお金に少し余裕ができたら、関連書籍を購入して読み始めようと思う。教養にも色々あるが、今の私の関心に比較的近いところを選んだら、上のリストに示した2つになった。

そして、最後に挙げた料理の技術であるが、これは将来自分が一人で生きていくために必要なスキルだということもあるし、趣味にもなりうるし、もっと差し迫ったところで言うと、私は、今仕事ができない(稼げない)のだから、それ以外のところで少しでも家庭に貢献しないといけないと思うところがあったから選んだ。最近、母が仕事から帰ってきてから、食事を作ったりするのを(決して悪い意味ではなく)手を抜き始めていて、それに対して父が叱責するという光景によく出くわす。これはたぶん、母としては、仕事で体力と精神力を使いきってしまって、家事に割り振るリソースがないということなのだと思う。私も仕事をやっていたときは、洗濯物の取り込みすらできなかったりしたので、家に帰って疲れきった体と心でそれ(皆さんもご存じのとおり、料理は洗濯物の取り込みよりはるかにキツい)をやるのはマジでキツいだろう。特に年を取ってくると、体力と精神力も衰えてくるし。非常に恥ずかしい話だが、私は現在、家事においてもほとんど戦力になれていない。病気の症状が重かったときは、本当に何もする気が起こらず、1日中寝ていた。家事に関しては「私にも何かやらせてくれ」と両親に言ったことはあるが、「お前が料理とかするとアレだから、基本的には私らがやるよ。年いって何もしなくなるとそれこそ衰えが加速して自分にもよくないしね」と言われてしまって、そのままズルズルと今まで来てしまった。本当は、料理だってちゃんとしたものをある程度のレパートリーをもってつくれるようになって、もっと家事に貢献しないといけないのだけど、今の私の技量と気力だと家族に提供できるだけのクオリティーを保てないのが現状だ。私の料理の技術はひどいものである(一応、会社員時代に一人暮らしをしていたときに自炊の経験はあるが、あまり頻度は高くなかった)。まず、包丁すらまともに使えない。食材を切るのにめちゃくちゃ時間がかかる。なので、だいたい私が料理を作るときは(めったにないが)、肉を焼いたり、魚を焼いたり、野菜を炒めたり、あとは総菜屋さんで買ってきた惣菜を付け加えてっていう簡単なことしかできない。もともと、料理を作るという行為がかなり苦手なのはある。段取りもめちゃくちゃ悪い。だけど、これからは矯正する。先に言ったように、家族から料理することを強制されているわけではないのだが、まずは家族の助けになるため、次に私自身が今後一人で生きていくために身につけなくてはならないと思ってこのリストに挙げた。実は料理本もすでに買って手元にあるが、全然実践できていない。いきなり、家族全員に供する料理を作るというのはハードルが高いので、まずは自分だけが食べる用に作ってみることにして(まずはキッチンの空き時間を確保することが必要だ)、それでうまくできたものがあれば徐々に家庭料理に回したい。

とりあえず、当面の間に身につけたいこととしては以上である。ちょっと私にとってはいきなり無理難題を掲げてしまったというか、私のキャパシティでどこまで実現できるか不安ではあるが、これらを目標にして、ちょっとでも気力を奮い立たせて、毎日を有意義なものにしたい。リストのすべてを達成できないとしても、いくつか達成できたら、私にとってはこのリストを作った意味がある。


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