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【雑記】『ゆるりと』─久しぶりの投稿だからちゃんとしたモノを上げなければという強迫観念から解放された投稿

です。

*これは少し前にnoteでの活動再開を期に最初の記事としてだそうと思って書いた文章ですが、お休み期間中にもいくつか文章を書いてしまったため、世に出すタイミングを逸してしまいました。そんな文章を今回ここで供養したいと思います。

◼️ 近況

お久しぶりです。皆さま、Kakkn.Yです。ここ最近は、障害年金の申請準備をしたり(現在も進行中)、さまざまなモノについて勉強していました。実用的なところだと、英語の勉強をしたり、そうでないところだと、音楽(ヴォーカル理論を含む音楽理論や作曲の手法、過去に聴いたレコードの再聴など)であったり、京都の寺院についてであったり(これらはあくまで一例です。文章のネタ集めも兼ねて)の勉強をしていました。やらなきゃならんこととやりたいことをいろいろやっていた1ヶ月(2ヶ月?)でした。良いリフレッシュになったのかなあ?それはちょっとわかりません笑。

勉強に関しては、依然、持病の認知機能障害の影響もあり、なかなか進んでいないのが現状ですが、主治医からの指示通り、諦めずに脳に刺激を与え続けるために、毎日飽きないようにしつつ、いろんな分野の本を少しずつ読み進めています。これは、将来の職業に繋がる勉強であるからやらなければならないという気持ちと同時に、単に時間があって勉強に集中できる期間が今しかないからやっておこうという気持ちに端を発した試みであり、せっかくだから、以前から学んでみたかったことについて学んでみようという試みでもあり、文章を書くための素材集めをしようという試みでもあります。

現在、服用している薬の影響もあり、躁鬱の波は幾分落ち着いたものの、躁にブチ上がるときの衝動性というか、一度文章を書き始めたらノンストップで夜通し(10時間とかかけて)朝まで書いてしまうといった創作に対する熱量は以前と比べて鳴りを潜めてしまった感じがします。バイタリティが低下してしまった感じ。これについては、また今度記事にします。

noteの投稿をお休みしている間に、国の史跡名勝にも指定されている、かの有名な高台寺の美しい庭園に咲くこれまた美しいしだれ桜を見に行ったり、伏見桃山の十石舟が行き交う水路、濠川(ほりかわ)沿いの桜を見に行ったり、鴨川沿いの桜並木、地元の種々の桜並木を見るなどして、この桜の季節を満喫していました。こんなに晴れやかな気分で桜を拝むのは何年ぶりだろうかと思うくらいには久しぶりの出来事でした。ここ数年は精神科で桜の季節を過ごすことも多かったですからね笑。

高台寺のしだれ桜

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伏見桃山、濠川の桜

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◼️ 文筆業って夢のある仕事だなあ……

そういえば、先日、父がある方に依頼されて、本の帯文(帯に書いてある推薦文)とその他にちょっとした文章を書くという仕事をしたようです。その仕事を終えたあと、依頼主の方から「今回の原稿料はいくらがよろしいでしょうか?」という旨のメールが1通飛んできたので、父は「事前に決めてなかったのでお気持ちだけで結構ですよ」と返しました。そうしたら、後日、「お気持ちです」と言って10万円が包まれた封筒が送られてきました。父がこの仕事にかけた時間はほんの40分程度ですから、時給換算すると15万円です。この世の中に時給15万円の仕事などほぼないでしょう。さすがに父もこの金額にはビビってしまい、3万円ほど引いて依頼主の方にお返ししたらしいですが笑。

また、父に対して別の依頼主の方から、自分の出す本の跋文(ばつぶん)を書いてほしいという依頼が来ました。俳句と短歌の単行本(作品集)なのですが、跋文を書く前段階として、選句と選評を書く仕事もしたようです。どちらも父曰く、「こんなの遊んでるのと一緒やで笑。遊んでお金がもらえるなんて最高の仕事やな」とのこと。「遊んでいる」というのは、もちろん額面通りに「遊んで」仕事をしているのではなく、仕事内容が自分にとって楽しいモノだから、遊びに等しいということです。跋文を書く前段階の選句と選評を書いて先方に原稿を送ったら、後日、何が入ってるんだ、これは!?というくらい大きな段ボールが送られてきました。中には大きな木の箱が入っており、その箱を開けてみるとこんなモノが入っていました。

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見事にサシの入った牛肉ですね。。これはすき焼き用の肉だったので、その晩は家族ですき焼きを楽しみました。また、木の箱は2つ入っており、もう一方はステーキ肉でした。(写真は箱から出したあと)

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というわけで、我が家の夕食は2晩続けて、すき焼き→ステーキという、分不相応な贅沢をしてしまいました。我が家は貧乏ですが、父が文筆でこういう仕事を頂いてくることがあるから、こうやってたまに贅沢ができます。文筆業は本当に夢のある仕事ですね。自分のファン(信奉者)のような方がつけば、こういう仕事が回ってくるからです。もちろん、それに見合った実力と実績が必要なのですが。父のファン(信奉者)の中には、驚くべき資産家がいらっしゃって「お気持ち」で10万円を贈ってきたり、高級和牛を贈ってきたりする人たちがいます。繰り返しますが、本当に夢のある仕事です笑。驚くべきことに、上記の和牛セットは、この仕事のメインである跋文を書く前に送られてきた品です。先方からすると、「先生、お肉贈りましたから、跋文、しっかりしたのをよろしくお願いしますね!(圧)」というある種のプレッシャーですから、楽な仕事ではありません。実際に、父はそれなりに重圧を抱えていました笑。「こんなん跋文の前に贈られてもうたら、『守りの仕事』になってまうやないか!『守りの仕事』ではええ文章書けんで!」と言っていました。ですが、重圧はあるものの特段それを苦とする様子はなく、同時に「好きなことについて文章を書けるんだから、これ以上、楽しい仕事なんてないわ笑」とも言っていました。文章を書くべき星のもとに生まれた人というのは、こういう人のことをいうのでしょう。文章を書くことじたいが、その人にとっての報酬になる人。文章を書くことじたいに喜びを感じる人。残念ながら私はそういう星のもとには生まれていないようです笑。文章を書くことは嫌いではないですが、めちゃくちゃ好きかと訊かれるとそうでもないです。真っ白な空間に文字で自分だけの世界を構築していくという営みじたいは好きな方ではありますが、人から頼まれて書く文章はそんなに好きではないです。ですから、文章を書くことを職業にするのは難しいのだろうな……と思うなどしました。そんな私の思いに反して「お前は文人になれ!なるんだ!」と父から言われるなどもしました。

◼️ 誕生日(またひとつ歳を取りました)

3月10日、2X歳(アラサー)になりました。有名人でいうと米津玄師とウサマ・ビンラディンと同じ誕生日です。というとややウケします笑。誕生日もネットの人を除くと(祝ってくださったネットの方々もありがとうございます!)、久々に祝ってもらいました。家族からも。昨年、一昨年、一昨昨年の誕生日は、祝ってもらえるほど、家族仲は良くなかったですし、そもそも精神科にいたような気がします。友人からも昨年末から交流が復活した者が2名、うち1名からは誕生日おめでとうのメッセージがLINEで来ました。残り1名はどうしたんでしょう?忘れてたんでしょうね笑。なにせ、私もお祝いしてくれた友人の誕生日を見事に忘れてましたから!笑。今回、きっちり覚えたので、次の誕生日にはちゃんとお祝いしようと思います。

◼️ 久々に文章を書いてみて

いや~、筆力落ちてますね。下手したらこのnoteをはじめた2020年9月時点くらいまで落ちているんじゃないですかね!?私がnoteにはじめて投稿した文章はだいたい4,000字ですが、今は4,000字書くのも大変なくらい筆力が落ちています。一時期は10,000字くらい余裕だったのに……。なんだか新作を書くのに以前より労力を要するようになりました。スッと立ち上がれていたのが、「よっこらしょ」と一息ついてからじゃないと腰が持ち上がらなくなった、そんな感じです。「文章を書くぞー!」というバイタリティも低下していますし、そもそもインプットができていないので、素材もあの頃より不足しています。要はネタ切れです。しばらくはリハビリ期間が必要でしょうね。休み休み文章を書きつつ、自分の書きたいことを見つけたり、創作意欲なんかを徐々に復活させていければと思います。私の場合、やはりなにか文章を書いていないと生活にハリがでなくなったんですよね。ですから、細々とでも文章は書き続けたいと思います。その結果、駄作となる可能性も大いにありますが、文章を書くことが私の生活に活力を与えていることは間違いないようです。現在あるジャンル(複数)について文章を書けるように情報収集を試みています。それらについて書けるようになれば、ネタは毎日入ってくるので、ネタ切れには困らないだろうという考えからです。むろん、ネタを収集するインプットの力(認知機能)を取り戻すことの方が先決ですが。まあ、今回の記事だって、みなさまが読みたかった内容かはわかりませんが、日常の些細な出来事や身近な人たちとの会話をネタに文章を書いていますから、実は人との関わりを切らさない限り、どんなことだって文章のネタにはできます。しばらくは特別な何かを題材にすることなく、テーマ性に欠けた/腑抜けた/実のないような、みなさんからしたら"おもろない"文章になると思います。それでもおもろい文章が書けたら良いなあ……。プロフィールに「なんでもないことをおもしろく」と記載しているとおり、実はなんら変哲のない日常に起こるできごとだけでおもろい文章が書けるようになるのが私にとっての理想であります。ほぼ毎日文章を上げ続けるのは、今の私の能力では難しいですが、『ゆるりと』細く長く続けていけたら良いなと思っています。


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