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【未来に残したい愛知の祭り】 大田まつり
東海市の大田まつりは、同じ市内の尾張横須賀と比較するととても興味深い祭りです。というのも、祭りの決まりがとことん異なる。山車の形は尾張横須賀が名古屋型に対して、大田は知多型。楫方は、尾張横須賀が各楫棒にあらかじめ決められた男子2名のみに対して、大田は男女区別なし担ぎ手の区別なし。しかも年齢制限は大田が一定年齢以下、20歳前後が中心なのに、横須賀は一定年齢以上。(うろ覚えですみません)山車を回す方向も逆。紙吹雪は共通するが、横須賀は白、大田はカラフル、やっぱりちょっと違う。ここまで違うということは何かしらの事情があってのことだろう。
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大田の祭りの決まりごととして祭りの最初から最後までお囃子を止めないというのがある。休み時間であっても誰かがお囃子を続けている。これはなかなか面白い。氏神様をお迎えするために昔の人が考え出したのだろうか。
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大田まつりは若さあふれる祭りで、とにかく皆、若いです。囃子も担ぎ手も山車を動かすのは22歳までというから驚きです。23歳以降は中老になって世話役にまわるそうです。子供を参加させる取り組みを大田まつりも行っているのだと思います。大田まつりは10月第一土日曜に行われます。
現在、制作中の愛知の祭り写真集は2023年5月の出版を予定しています。そして10月下旬から、この写真集を全小中学校に寄付するクラウドファンディングを企画しております。こちらのFBページで進捗を随時発信します。
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