#76 小学生の”バトル鉛筆”について

小学生の時、時代を越えて一時期、学年全体で休み時間に絶大な人気を誇っていたのが何を隠そうこの”バトル鉛筆”である。

しかし、バトル鉛筆を持っているのを判明するや否や当時の学校の先生(教師)は「はい、没収!放課後反省文書けたら職員室で返してあげるから……」と言って取り上げられてしまうシーンをよく見ていた。

自分はあまり”バトル鉛筆”が小学生におけるステータスだとは思っていなかったので、そのような場所に持ち合わせておらず、没収させる事は無かったが、そもそも考えてほしい。

生徒の肩を持つ訳ではないが、生徒のモチベーションをあげることを優先して考えるならば学校に投稿することがまず第一歩であり、学校の規則に雁字搦めになる事で学校はこんな所なんだというマイナスの固定観念を持ってしまう。先生に何もかも従事する所というマイナスプロモーションを。

もし自分が一小学校の担任の先生だったとする。個人的にはそれは一種の若気の至りだと許容範囲を広げてあげるべきだと思う。没収はさせずに学校へ来る事の大切さを優先して考える。たかが”バトル鉛筆”は小学生の頃の一時のムーブメントであり、その流行りは一過性のものに過ぎない。
中学生にでもなれば鉛筆からシャープペンシルがステータスになる為、没収しなかった所できちんと改善される。

であれば勉強への興味を”バトル鉛筆”を先生の手腕で学校は楽しい学び舎であり、勉強は奥が深いという事を小学生の頃に伝えてくれる大らかな先生がいても良かったのかなと思う。

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