#78 両面をもつ言葉「几帳面」

几帳面。
これは自分は嫌いな言葉である。
なぜなら、自分はA型であり、当たり前のように人に何か愚痴を言われない為にやっている事をはたかも「𓏸𓏸って几帳面だよね。」という言葉で一掃されてしまうからである。
まさに魔法のようで万能な言葉である。

これで済むならまだいい方で、学生時代の美術の時間で慎重に作品を作り過ぎているがあまり、時間が押してしまうことに。美術の教師からしっかりとした作品を作る人の事を賛同してくれてもいいはずだが、その人からも「あなたは几帳面というかペースがゆっくり目だからもう少しスピーディにやろうか。」と言うのである。
そう、この”几帳面”という言葉には第三者を焦られたり、揚げ足を取るような意味合いも含まれているのである。

A型=几帳面という概念が存在する世の中も嫌いだし、自分が満足するのをやりたい叶えたい事に対してマウントを取るような万能な言葉でその人を追い込むのはどうなのか?と思ってしまう。

これは自分だけなのだろうか。
自分は問いたい。
「几帳面で何が悪い!」と。

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