音楽NFTについて
先日スタンドfmにて、
「まち子とあんでぃーのはみ出しラジオ」という番組で、昨年発表したぼくの出来立てほやほやの新曲
「迷い猫のブルース」を流していただきました。
(弾き語りバージョン)
まち子さんとあんでぃーさんは、共にプロのラジオパーソナリティーの方で、沢山の表現者の方を紹介していたり、長崎県のご当地情報や、その他有益な情報などをお話されている番組をされています。
非常におもしろいので是非チェックしてみて下さい。
それでは、本題を話したいと思います。
ぼくが昨年より、新たに始めた活動、音楽NFT制作についてのお話しです。
NFTという最新テクノロジーを使って楽曲を制作してます。
自分が今までやってきた作曲ノウハウや経験を活かして、楽曲制作をしていくのは新しい挑戦もであり、自分の夢である音楽で沢山の人に会うための手段でもあります。
ぼくは昨年9月に、音楽NFTを制作しているプロジェクトに参加しました。
そこには、全国各地で活動されていたミュージシャンが集結していて、みんなでコミニケーションを取りながら楽曲制作に日々、奮闘しています。
ところで、NFTとはなんなのか?といいますと
pfpと呼ばれるアイコンの絵や音楽のデジタルデータに付加価値を付ける事が出来る技術の事です。
めっちゃ簡単に例えると、
今では誰でも無料で聴ける音楽というものを、
デジタルデータで保有しているという事を証明する事ができる技術です。
サブスクで無料で聴けるのに音源を買う必要ってある?てところになりますが、
これはあくまでクリエイター目線から言えば、真のファンの方へ向けての販売方法であり、応援文化といった方が分かりやすいかな?と思います。
きっとサブスクというサービスが無くなる事はないですが、サブスクはあくまで、月額いくらかを払って視聴することが出来る権利を企業が販売しているものです。
サブスクは、中間業者を介して手数料を引かれた残りがアーティストの収入といった具合。
つまり、サブスクは、CDのような物質的なものと違い、その楽曲を視聴者が保有しているという事ではないです。
極端な例で言えば、企業がそのサービスを取りやめてしまえば、手元に作品は残る事はない。
物質的なCDなら購入して手に取る事が出来るので
例え好きなバンドが解散しようが、販売中止にしようが、ご自身が購入したCDが聴けなくなるなんて事はないですよね?
ところがデジタルデータでもその価値っていうものを担保する事が可能になったというのがNFTです。
なぜなら中間業者を介さず、データ音源を直接販売されているので、未来永劫そのデータは消えないという事です。
そう考えてみると、購入したCDと同じです。
価値を想像しにくい点で言えば、
CDには手に取って分かる価値がありますが、デジタルデータは触る事は出来ない事で価値が目に見えにくいんです。
しかし、
CDを購入してもそのディスクを聴くためのデッキがなければ、聴くことが出来ないという時代。
例えば、新車の車にはCDデッキが着いていないなんて話もあるようです。
ぼくらの世代は、デッキを通してパソコンにダウンロードして、そこからスマホへ移動して…
という手間作業は当然だと思ってやってきました。
そこまでしなくても、アプリやYouTubeなどで無料で聴けるのが今の時代。
NFTを購入するということは、好きなアーティストのCDを買ったという事と同じで、
「あの曲のNFTを俺は持ってるんだ」と言った感じで、保有している証明ができる。
もっと言えば、その証明自体を購入していると言っても過言ではない。
物質的なものからデジタルデータへ移り変わっていった歴史の背景で言えば、
CDという物質的データからデジタルデータをポケットに入れて持ち運べる画期的なiPodの登場→
さらにダウンロード販売で直接楽曲をスマホへ入れれるようになった時代→
そしてダウンロードからサブスクで月額聴き放題に!
といった感じで、音楽データの価値は形を変えてきましたよね。
今では無料で聴ける事は当然であり、誰だって無料で聴けた方がいいに決まってるんです。
そこは自分はどちらかと言えば賛成派です。
なぜなら、一人でも多くの人に拡散していけるという横軸があるからです。
しかし、それではクリエイターやミュージシャンは食べていけないという現実問題も発生しているのも事実かと思います。
一生懸命作った作品が無料で聴けてしまうのですから、やってられないですよ。
山下達郎さんなど大御所の何人かのミュージシャンは、未だサブスク解禁していない理由もそこにあるのかな?と思ったり…
しかし、時代が移り変わっていくテクノロジーに逆らっても勝ち目はないと思うのもぼくの持論です。
そんな、ある種、地に落ちていったような音楽の価値を取り戻す事が出来る可能性を秘めているというのが、NFTだと思ってます。
またNFTは、音楽や絵師さんなどクリエイターのみならず、今後は自分たちの生活の中に普及してくると言われている技術でもあります。
例えば、免許証やパスポートもNFTにしてしまえば誰にも改ざん出来なくて、偽造はなくなるのではないか?とか。
改ざんできない理由というのは、ブロックチェーンというテクノロジーになるのですが、それは後日お話しするとして。
LINEや楽天などの大企業もNFTを発行しました。
自分は、今は音楽NFTのプロジェクトであるキャラクターの楽曲を制作していますが、今後は、自分の作品もNFT制作して販売していこうかなと思ってます。
NFTというテクノロジーには、従来の中間業者(ゲートキーパー)ってものが無くなり、クリエイターの方に直接収益が入る仕組みになっています。
この凄いスピードで変化していく時代の中で、自分は「全国津々浦々、音楽でコミュニケーションを」という目標を達成させる為に、これからもいろんなものにトライして、どんどん学んでいこうと思います。
今日はそんな話でした。
皆さんもどうぞよい一日にして下さい。
失礼します!
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