20221008 読んだ本・買った本
『絶対悲観主義』
3ヶ月に一度の通院の日。土曜日。
手軽に持ち歩きできる本がない。
しかたがない。
積読本の中から楠木建『絶対悲観主義』(講談社+α新書)を選ぶ。
楠木建の経営学本は好きなんだが、本屋でパラパラ見て「結局はそういう方向に行くのね」という感じで買わずにいた。なのになぜ手元にあるんだい??
それは、いつか忘れてしまったある日に本屋に入ったものの買いたい本はなく、しかし買わずにいられなかったから。おそらく。覚えてないけど。
診察までの待ち時間、調剤薬局での待ち時間、移動時間、チェーンのカフェで読んで、隙間隙間で読んで読み終わって。
やっぱこの人おもしろいわ。
何となく自分と考え方が似てる気がする。
大抵の本を読むと「自分と似てる」と思えるのが特技なんだが、それはただの勘違いで実際にはそんなに似てない。
絶対的な悲観主義は期待しないこと。
帯の文句の「心配するな。うまくいかないから」は俺もよく使う。
近場の本屋で買った本
藤井太洋『Gene Mapper - full build -』(ハヤカワ文庫)
津原泰水『バレエ・メカニック』(ハヤカワ文庫)
鶴見俊輔『不定形の思想』(河出文庫)
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