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世界メンタルヘルスデーだから色々振り返ってみた

1)世界メンタルヘルスデーとは何か

世界精神保健連盟が、1992年より、メンタルヘルス問題に関する世間の意識を高め、偏見をなくし、正しい知識を普及することを目的として、10月10日を「世界メンタルヘルスデー」と定めました。 
その後、世界保健機関(WHO)も協賛し、正式な国際デー(国際記念日)とされています。
 (「世界メンタルヘルスデー2020」/厚生労働省)

2)メンタルヘルス検定II級を受けて

 昨年、メンタルヘルス検定II級を受験・合格することができた。
 勉強していく中で、自分の知識や経験と結びつくものが多くあった。

①ストレスチェック

 ストレスチェックは、職場でも「このストレスチェックが、ストレス」と言われるものである。職場でハガキが配られ、時間を見つけていくつもの質問に答えていく。正直、私もめんどくさいと思っていた。
 しかし、ストレスは、自分でも気づかない内に溜めていくものである、という当たり前の事実を改めて勉強した。そうすると、やっておいて損は無いと思えるようになる。
 正直、そこでストレスのレベルが高いからと言ってすぐに周囲の環境を変えられるわけではない。ただ、自分の心に目を向ける機会の一つにはできる時間だったのだ。

②勤務実態記録簿にある面接希望のチェック

 勤務実態の記録を提出しているが、その下の方に「時間外勤務時間が〇〇時間を超える場合、産業医との面談を希望しますか」という質問がある。
 実際に面談をしたことは無いが、勤務時間が長くなれば、その分かかるストレスが多くなる。そうした時に、ヘルプを出せる相手が職場外に存在することは大切なことである。
 これも、メンタルヘルス検定を受けてから、その必要性がどのように法的に決められているのか分かったものの一つである。

3)そうは言っても私も

 メンタルヘルスの偏見は様々あることが予想される。真っ先に思い浮かぶのは、メンタルヘルスの問題をかかえる人は、心が弱い・仕事が出来ないと思ってしまうことだ。
 周りの人が、メンタルヘルスの問題を抱えているときに、その原因を心の弱さや仕事の能力に結びつけることはしない。
 しかし、自分が気持ちが落ちている時には、自分で、自分の心が弱いなぁ、仕事がうまく行かないなぁ、なんでこんな出来ないんだろう…と思ってしまうことが多い。
 仕事が出来ないと、怒られて、メンタルが削られていく。使えない人間だと思われていく。
 その思考になかなかストップをかけることができないでいる。ただ、その癖を自分が知っていることは大きい。
 良くない考え方をしているぞ〜と客観視できる自分がそこにいるようにしたい。

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