見出し画像

ギリシャ神話

ヨーロッパの動画を見始めて、ギリシャ神話もざっくりでいいから調べようと思いました。

ギリシャ神話に最初に触れたのは中学生の時に読んだ冬木るりか先生のアリーズで、その後もコレットは死ぬことにしたくらいの知識しかありませんでした。(そしてどちらもヒーローがハデス…)

それこそアリーズに影響を受けて、図書館で少しギリシャ神話を読んでみたけど、「ハデスの頭をかち割って、娘のアテナが生まれました」みたいな話を当時のわたしには受け入れることができず、それからはなんとなーくの知識だけ。

調べるにあたり、手っ取り早く知るにはやっぱり動画は便利。今は教養系の動画も多いので、先にYouTubeを頼ってしまいがちです。
最初にざっくりした知識がある状態で本を読んだ方が、「動画でも言ってたことだ〜」とリンクしやすいので、便利なツールを適度に使うことはアリだと、個人的には思っています。

観てみたのはこちら。


やっぱりトンデモ設定で理不尽で壮大でドラマチック。でも行動原理はめちゃくちゃ人間くさい。そりゃ歴代の芸術家たちや今のエンタメ業界の創作意欲を刺激するよなー!

日本の神様たちも結構トンデモだけど、ギリシャの神様たちはその上を行く…

人知の及ばないものや現象を全部神様のせいにする一種の他責思考は、自然災害などのどうにも太刀打ち出来ない、人間からしたら理不尽なものに対して納得したり、諦念するには必要なことだったんだろうなぁ。

神様って人間の都合で作られてるし、国家が特定の宗教を推奨したり強制したりするのも為政者の都合だったらするし…とか色々考え出すとこんがらがってしまうけど、こう、どう考えても万人にとっての正解が出ないことを考えるのって楽しい。

幸せになる勇気であった「宗教には物語があり、哲学に物語はない。宗教は真理への探究をやめること、哲学は真理を探求し続けること」という文章が頭の中に浮かびました。

天災は「神様のせい」ってそこで敢えて思考停止することで、分からないことを考え続ける徒労を避けたのかもなぁ。解決しないことを悩み続けるって生産性がないから。

またそういう辛い現実からの逃避も含めて「この戒律を守っていれば、信じていれば、きっと神様(仏様)が救ってくれる」とか「死んだ後は(も)幸せに暮らせる」っていう、目に見えないけど、心の支えとなる「よすが」が人は求めてしまう生き物なのかもしれない。

あれ、総合科目の宗教学もとった方がいい感じですかね…??


あと、ヘラクレスとスサノオの話って似てるけど、これは地域が違っても同じような神話が生まれやすいのか、それともギリシャ神話が大陸を通じて伝播したものが、日本風の話になったのか気になります。調べてみようかな…。

色々脱線してしまったけど、この本が気になるので購入してみようかな、と思います!


なんか知りたいこと、気になることが続々出てきて手に負えないぞ…。
とりあえず調べたいことリストを作成して、二年目の芸術教養研究とかの合間に色々詳しく調べてみようと思います。
(二年目の取得予定単位は一年目の半分くらいなので)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?