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『3人のレンガ職人』

やる気伝道師 日記 2020 vol.203
2020年10月15日(木)

3人のレンガ職人

大好きなイソップ寓話
『3人のレンガ職人』を
ご紹介させてもらいます!

『楽学塾』では、この寓話を
仕事おいてや働くことにおいて
目的 使命 ビジョンなどが
いかに大切かを伝えるために
使わせてもらってます!

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3人のレンガ職人

世界中をまわっている旅人が、ある町外れの一本道を歩いていると、一人の男が道の脇で難しい顔をしてレンガを積んでいた。
旅人はその男のそばに立ち止まって、「ここでいったい何をしているのですか?」と尋ねた。
「何って、見ればわかるだろう。レンガ積みに決まっているだろ。朝から晩まで、俺はここでレンガを積まなきゃいけないのさ。あんた達にはわからないだろうけど、暑い日も寒い日も、風の強い日も、日がな一日レンガ積みさ。腰は痛くなるし、手はこのとおり」男は自らのひび割れた汚れた両手を差し出して見せた。
「なんで、こんなことばかりしなければならないのか、まったくついてないね。もっと気楽にやっている奴らがいっぱいいるというのに・・・」
旅人は、その男に慰めの言葉を残して、歩き続けた。

もう少し歩くと、一生懸命レンガを積んでいる別の男に出会った。先ほどの男のように、辛そうには見えなかった。旅人は尋ねた。
「ここでいったい何をしているのですか?」
「俺はね、ここで大きな壁を作っているんだよ。これが俺の仕事でね。」
「大変ですね」旅人はいたわりの言葉をかけた。
「なんてことはないよ。この仕事のおかげで俺は家族を養っていけるんだ。ここでは、家族を養っていく仕事を見つけるのが大変なんだ。俺なんて、ここでこうやって仕事があるから家族全員が食べいくことに困らない。大変だなんていっていたら、バチがあたるよ」
旅人は、男に励ましの言葉を残して、歩き続けた。

また、もう少し歩くと、別の男が活き活きと楽しそうにレンガを積んでいるのに出くわした。
「ここでいったい何をしているのですか?」旅人は興味深く尋ねた。
「ああ、俺達のことかい?俺たちは、歴史に残る偉大な大聖堂を造っているんだ!」
「大変ですね」旅人はいたわりの言葉をかけた。
「とんでもない。ここで多くの人が祝福を受け、悲しみを払うんだぜ!素晴らしいだろう!」
旅人は、その男にお礼の言葉を残して、また元気いっぱいに歩き続けた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

でみっちゃん的に
大好きなポイントは、、、
3人目のレンガ職人だけが
「俺達のことかい、、、」って
“達” って言葉を使ってるとこです!

ビジョンや使命や目的を明確に
持っているこも素晴らしいですが
仲間と一緒にやっているんだって
『人間味』が大好きです❣️

そして何より大切なことは、
この旅人がそれぞれの職人に
残した言葉が物語っています。

一人目には、慰めの言葉、
二人目には、励ましの言葉、
三人目には、お礼の言葉、
それぞれの職人の在り様が
関わる人に及ぼす影響の差です。

三人目の職人がその在り様で、
生涯 関わる多くの人に与える
良い影響は計り知れないでしょうね❣️

『楽学塾』守破離の守コース
いよいよ明日18時 公開です❣️

YouTube用に かしこまってて
本来の “でみっちゃん”節が
出し切れてませんが、、、
少しずつ全開バリバリに
爆発させていきますから
お楽しみに〜❣️

ありがとうございます!

イソップ好き“でみっちゃん”
出路雅明

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