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フランスで子供を「現地」の小学校・幼稚園に行かせる手続き

フランスで子供を「現地」の小学校・幼稚園に行かせる場合、フランスでは住んでいる場所によって学区が決まります。

まずは、市役所に行き、学校の指定を受ける必要があります。渡航前に役所へメールして指定をお願いしましたが、渡航前に学校を決めることはできません。渡航してから、役所に直接行って指定を受ける必要があります。

役所での手続き


渡航後すぐに携帯のSIMを購入し、市内の役所に行きましたが、役所はそんなに混んでなかったです。担当者はサバサバした感じで「英語は話せない(話さない)。フランス語で話をしてくれ」と言う対応でした。当方も当時はフランス語を話せなかったので、いわゆる翻訳音声(google)を使いましたがOKでした。
・パスポートや世帯全体の証明書(フランスの大使館で早急に取得しておく)、賃貸契約書を提示してください。携帯番号なども求められます。
・その後、「子供はフランス語を話せるか?」などレベルを聞かれ、最終的に「あなたの学校はここです」と家の近所の学校の指定書を渡されます。

役所後の手続き


学校の電話番号やメールアドレスがあるので、次はそこへアポを取るという流れになります。

渡航前は、「1ヶ月ほど学校行けない可能性がある」と苦難を予想していましたが、学校側も、土日にも関わらずに返信をくれます。そして、「月曜日からすぐきていいよ!」といった神対応。

その後、学校側と面談し、今では無事に通っています。幼稚園も同様の流れとなります。

学校について

*小学校については、子供がフランス語を話せないので、非ネイティブ向けの特別クラスがある学校でした。優しい先生で丁寧に教えてくれます。(見学したところ、アジア人が多いです)子供は、宿題などの板書も当然写せないので、先生が代わりに書いてくれますので入学当時は大変申し訳なく思っていました。年に1回、DELF試験を受験します。
なお、通常クラスと特別クラスの2つを行き来するスタイルです。日本の小学校と比べて宿題は圧倒的に少ないです。

*のちの対応ですが、給食費は親の所得などに応じてステージが変わります。(1日あたり、約1〜7ユーロ)


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