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2年間グラフィックファシリテーションを活用して伴走してきた会議。ついに10年後の提言書が市長に手渡されました!@八尾市産業振興会議

2年間、伴走させてもらった八尾市産業振興会議。
年末に「10年後の未来」に向けての提言書が市長に手渡されました!

八尾市公式ページ

↓実際の提言書の中にもグラフィックを活用して、会議の熱量が伝わるものにしてくださりました。

カオスの中からまだない未来を共創していく

2年前のひよっこファシリテーターの時から仲間として受け入れてくださり、「会議のおとしどころを始まる前から決める」「読み上げるシナリオ通りに進める」「大きな声の方に合わせて進めていく」ことは手放し、会議で起こることを信じて、時にカオスの中にいることも見守りながら、場やそこにいる参加者と共にそこで起きることを信じて進み続けてきました。「現実は対話から生まれる」をまさにやってきた時間。

共創を起こす一員としていられたことが、月並みな言葉ですが、誇りです。


真剣に考え、悩み、もやもやに留まりながら答えのない未来を考える

提言書を作成するのは目的ではなくて、手段。ここに向かっていかに一人一人が自分ごととしてアクションを起こしていけるか。どうしたら八尾市の魅力を住んでいる人にも世界にも伝わるようにできるか。

真剣に考え、悩み、もやもやに留まりながら答えのない未来を考える。写真で見ると楽しそうだけれど、それは、楽しそうに居てくださるみなさんのおかげであって、実際話し合い、言葉にしていく内容は、まちの10年後を左右する、責任あるとってもハードな会議でした。

様々なバックグラウンドの委員のみなさん、八尾市のみなさん、八尾市の関係人口として巻き込まれてくれたグラフィッカーのみなさんと答えのない未来だからこそ、発散と収束を繰り返しながら、多様な声を大切にして、複雑なことをシンプルにしすぎず、複雑さを大切にして、話し合い、対話を重ねていきました。

はじまりは、マイクを回す会議ではなく、本音で語ったり、八尾市の熱のこもった提言書にしたい!という八尾市スーパー公務員松尾さんの呼びかけ。

そこに、八尾市で活躍する#おせっかいすぎる本当に楽しいわくわくする委員のみなさんが集まり、さらに、八尾市ではない市民にも場を開いたことで、たくさんの魅力的なグラフィッカーも集まる結果となり、こんなこと言っていいのかな?が言えしまう、気持ちよくて清々しい会議でした。

コファシリテーターやオーガナイズとして参加して来られた八尾市の松尾さん、竹ちゃんさん、後藤さんをはじめ、毎回数十人の役所の方が会議に自主的に参加され、そこに、個性豊かな委員の皆さん、美馬さんや山田さん、居相さん、佐藤さん、安倍さん、三宅さん、梶本さん…

ここでみなさんの名前はあげられないですが、八尾の未来を本気で考える委員のみなさん、どんなぶっ飛んだワークショップになっても、その場にまさに必要なコメントを毎回くださる忽那座長、そして、会議のはじまりには、シナリオプランニング協会の原さん、越さんのお力添えがあって、グラフィッカーとしては、みーにゃん(奥野さん)、肥後さん(タオルマン)、井上やすさん、にへーさん、かよちゃん、さーり、岡さん、彩さん…
誰一人欠けてもこの場にならなかったと思います。


わたしの役割
わたし自身は1つ目の役割として、グラフィックを使うファシリテーターとして、毎回の会議で松尾さんとのコファシリを担当させていただきました。 ファシリテーションをしたり、参加者と行ったり来たりしながら、グラフィックを描いたり。

もう一つの役割は、グラフィッカーチームの取りまとめ役。繰り返し行われる会議の中で、チームとして成長していくチャンスをもらいました。ただその場に立つだけでなく、事前に打ち合わせをして、プログラムデザインに関わりながら、チームとしての力を発揮する工夫を試行錯誤できたことは、楽ではなかったけれど、本当に学びになりました。実践の現場を体験して、さらに腕を上げていきたいグラフィッカーに、この会議の場をひらいていただけたことで、一人でできないことをチームとして、さらに年月をかけて叶えていく。という機会をいただきました。これは、本当にパワフルだった。

縦への成長期から横への成長期を経て内側の成長期へ

2年間を通じて多くの方に育てていただきました。チャレンジングな場づくりをのびのびとさせてくださった八尾市のみなさん、そして、ぶっとんだ会議を温かく、熱く、共に創ってくださった八尾市を率いる委員のみなさん、そして、八尾市の外からも足を運んでくれたグラフィッカーのみなさん、ここでみなさんのお名前を全てあげられませんが、本当にありがとうございました^^

アクションスタート!

来年度から10年の行動を起こすための提言書。すでにその一歩目として、提言書の中に明記された「デザインハウス」への挑戦がはじましました!

さらにさらに、数十ページに及ぶ提言書では、読むのがなかなか難しい方や、10年後に大人になっている、今は子どもでいる子たちにも届くように、A3サイズのリーフレットも作成することになっています!(しかも、贅沢なことに、デザイナーのあっきーさんです)

ますます楽しくなっていく八尾市。

関心を持ってくださった方は一緒にこれまで「変えられない」と思いこんできた会議やまちづくりを「変えていく」仲間になりませんか?

合言葉は「やおやおしてる」笑
八尾市はイノベーションや新しい価値の生まれるプラットフォームです。ぜひ、機会をつくって気軽に遊びにきてください!

最後に
まだ誰もやったことがないことを切り拓きていくことに挑戦して、リスクをとって新しいことを取り入れていくマインドを見せてくださった、松尾さん、後藤さん、そして、八尾市のみなさんの取り組みに感謝です。社会は、会議は、人は変われるんだ。ということを学びました。もやもやと向き会える人は、何かを変える可能性のある人だと思うし、ここからの可能性が、じわじわと日本中に、ひいては世界に広がることを感じているので、その時に向けて、また力を蓄えていきたいと思います。


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#産業振興会議 #答えのない未来 #VisualPractice #GraphicFacilitation
#グラフィックファシリテーション

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