【新卒】ビジネスも音楽活動も情熱を注ぐ。dely2年目社員が描く未来像とは
新卒でdelyに入社し、活躍している社員にフォーカスしたインタビュー。今回はクラシルWebグロースチームでアドネットワークを担当している豊平 青さん。
豊平さんはdelyでマーケターとしての仕事をこなす一方で、学生時代からオーケストラの指揮者活動を続けているという側面も。いかにdelyで成長したか、そして仕事とプライベートとの両立は? 2年目を迎えた彼の心の内を聞いてみました。
このnoteに登場する社員
豊平 青(とよひら・しょう)
2022年新卒入社。クラシルのWebチームに配属され、データ分析・Web広告運用・アプリのダウンロード促進を担当。
音楽活動に捧げた学生時代
── 豊平さんは仕事と両立して、学生時代からオーケストラの指揮者としても活動しているそうですね。
豊平:
4歳からバイオリンをやっていて、高校でオーケストラ部に入りました。奏者としてオーケストラに関わるなかで「作品により内側から関わりたい」という気持ちが芽生え、自分は指揮者になりたいと気づきました。
高校最後の演奏会で指揮を担当し、演奏会は大成功。燃焼しきってこれからどうしようと思った時、部活の仲間が「豊平、大学入ったらオケ作ってよ」って言ってくれて。それを真に受けて(笑)オーケストラを作ったのがはじまりです。
その時に僕はライフワークとして音楽家として生きるってことを決めて、それからずっと指揮活動をしてます。
dely一筋。背水の陣で挑んだ就職活動
── 音楽家として生きると決めた中、なぜ企業に就職するという道を選んだんですか?
豊平:
僕たち22卒の就活時期はコロナ禍でした。
改めて「自分がどういう人間になりたいか」という生き方自体を考えた時に、軽々と「音楽の力で」みたいなことを口にする人間にはなりたくないと思うようになったんです。選びたいのは、分野をまたいで理想の人間像に収斂していくような生き方だなと。
そこで急に「就活だ!」と思い立ったのが大学4年生の4月のこと。そのタイミングでまだ説明会をやっている4〜5つの企業に応募して、そこでdelyと出会いました。
説明会で聞いたdelyの社風とかビジョンがとにかく刺さって、dely1本で受けることを決意。「delyしか受けないし、受かるつもりもない」という背水の陣で挑みました。
── 1本勝負だったんですね。そこまで思えた理由はなんですか?
豊平:
僕は自身の直感的な部分を大事にしていて、その企業で働いてる自分にプライドを持てるのか、働いてる自分が楽しそうなのかというフィット感を重視していたんです。
なかでも感銘を受けたのが、delyのvalueのひとつ「Trade on」の考え方。
誤解を恐れずに言うと......綺麗事をちゃんと言うというか、正面からストレート投げてる感じがすごく刺さったんです。
実際、ビジネスの場面でトレードオンができない場面ってすごい多いと思うんです。それでもあえて「delyという会社が最終的に目指すところはそこにあります」とはっきり宣言してるところがいいなと思えました。
成長のために「良質なアウトプット」を重視
── 豊平さんの現在のお仕事について教えてください。
豊平:
新卒でクラシルのWebグロースチームに配属され、最初にSQL(データベース操作のコンピュータ言語)を覚えました。そこからデータ分析の業務を担当し、それを踏まえて Web経由でのアプリダウンロード数を増やすための施策に取り組みました。デザイナーが不在の時はWeb画面のデザイン作成も行っていました。
そして、2023年1月からアドネットワーク(Web広告のマーケティングを行うマーケター)も担当しています。
── 成長するために意識していたことはありますか?
豊平:
「アウトプットを増やす」ことですね。
最初はとにかくインプットすることを意識してましたが、時間が経過するうちに停滞してくるんですよね。そこで取り組んだのが「アウトプットを増やす」ということ。意識し始めてから、目に見えて成長を実感できるようになりました。
具体的には、必ず1日1個、まとまったアウトプットを出して帰ることをミッションにしていました。delyって学びをシェアすることにものすごくウェルカムな文化なので、それを活かさない手はないなと思ったんです。
良いアウトプットのためには、何よりインプットの質を上げなきゃいけない。そしてアウトプットにはslackなどを活用し、人に見られることを意識する。人に見せるからには、分かりやすい言葉選びや必要に応じて図をつくるなど、展開の仕方も気を付けるんです。
ひとつ最終的なハードルを決めておくことで、その前が一段巡って良くなることを求めた。それがインプットの質を上げるためにアウトプットを目標にするというのが僕の答えだったんです。
あとは「一次情報を積極的にとりにいく」ことも重要です。アドネットワークの担当になってからはここのインプットを一番大切にしていますね。
入社したばかりの頃はつい「個性的な視点」とか「僕にしかない気づき」みたいなのを無意識に求めがちだったんです。でも実際のところ「豊平節の広告施策」なんかいらないんですよね。
とにかく有識者と話す。事業者さんと直接コミュニケーションを取る。社内で広告をずっとやってる詳しい人と話す。
自分の手足を使って一次情報を積極的にとりにいき、もらった提案や情報を元にいかに適切に広告施策を回せるかの方が成果を上げるためには大事なんです。
目指すは「修羅場で呼ばれる人材」
── 仕事と音楽の両立はうまくいってますか?
豊平:
うまくいってます。健康に気を使うとか、時間の使い方にシビアになるとか、両立を意識することでどちらも生産的に動けています。
仕事と音楽、全然違う分野ですが「最終的にどういう人間になりたいか」っていう部分で収斂していくと思うんです。目指したい姿を浮かべた時、どちらも情熱を注げる状態にあるのが良くて、それができる今の環境を選べたことも良かったなと思います。
── 「仕事」について今後のビジョンを聞きたいです。
豊平:
もっと大きな意思決定に関われるようになりたいです。
delyっていい意味でヒリヒリする会社じゃないですか。やっぱり昔のdelyの雑草話を聞くと「いいなあ」って思うんですよね。ヒリヒリするような修羅場でも呼ばれる人材になりたい。そこがひとつ目標です。
── そのために、今の自分には何が必要だと思いますか?
豊平:
幅広い分野をまたぐことかなと。
今までやったことのない領域や、自分の貯めてきた知見があんまり生かせない分野に飛び込んで、ゼロからのスタートでも早く成果を出せる人間って強いと思うんです。
今回、広告の運用を回せるようになったことにより「とりあえず任せとけばできるようになる」土台ができたと思うんです。そういうのを積み重ねていくことが大事だと感じたんです。
やっぱり責任を負っている人たちの視座って高いんですよね。
そこを目指して、貪欲にインプットすること、そして上質なアウトプットを繰り返すことでまた成長していけるのではないかなと思います。
打席は必ず回ってくる。とにかくバットを振るしかない
── delyの新卒として得られる経験や体験を教えてください。
豊平:
打席は必ず回ってきます。見逃し三振をしたら怒られますが、フルスイングして三振する人には次のチャンスをくれる温かい環境です。
すごく器用であるとか、優秀である必要はないです。「打席に立ったら必ずバット振れる」という気概のある人に向いている環境かなと思いますね。
とはいえ僕も、最初はファールチップみたいなのばっかり打ってた気がします(笑)。
でも、その度に先輩からフィードバックをもらってすぐ実践するということはすごく大切にしていました。
自分がいまできることに懸命に向き合って、バットを振り続けていたから、こうして新しいことに挑戦させてもらえているんだと思います。
これからもどんなボールを投げられても「豊平ならやってくれるでしょ」と思われるような人になりたいですね。
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