逆膣トレ 骨盤底筋群をゆるめたおかげで10年振りに耳栓なしで眠れた
切れ切れになってもうしわけないが、要するに、この本をとおして、我々が子宮内膜症の痛みで未だくるしんでいるのは、骨盤底筋群が適切にリハビリされてないから、と気づいた。
我々が性器のあたりを触られると痛むのはvulvodyniaという症状だとも知った。そしてまだ性交痛もあるのはこのせいだ、とも。
けど大丈夫、この本に載ってる方法でトレーニングしていけば痛みは軽減し、性交痛もなくなる、もしくはマシになる、そう著者は書いている。
著者は骨盤痛を専門にするアメリカの理学療法士。骨盤底筋群の痛みがあり彼女の元を訪れる女性はとても多いのだそうだ。
我々、最初は半信半疑だった。
「初潮のころからの痛みが、本に載ってるような方法でラクになるわけがないじゃん!w」
そうのたまいつつも、2月ほど愚直にHerreraさんのトレーニング法を日夜頑張ってきた。そして驚くべき結果を得た。以下箇条書きにするぜ。
Isa Herrera本のトレーニングで得た効果
(※以下、医師に相談のうえ、処方薬も継続しながらのことで、医療と並行しておこなったからこその効果です。)
・腰(含む全身)が羽が生えたように楽
・深くしゃがめるようになった
・立ってメイクできるように(腰痛くて無理だった)
・ボルタレン50mg座薬1日4回でも効かなかった痛み、最近はロキソニンで大丈夫なようになった
・ビデが痛くなくなった
・気管支、鼻の通り、こめかみにいつもある頭痛が楽に
・耳栓なしで朝まで眠れるようになった(2004年から睡眠障害で耳栓なしでは眠れない)
などなど、と快挙にいとまがない。
このトレーニング法、基本的には膣と肛門の周りの「恥骨直腸筋・恥骨尾骨筋」をまずはゆるめて痛みをなくしてゆく
つまり、昨今よく聞く「膣トレ」とは逆アプローチである。
我々痛み族は以下の図にある筋肉がカッチカチに固まり、そのせいで古いパッキンのように脆く、痛みだらけなのだそうだ。
我々痛み族は、
「膣トレで筋肉をシメる!」 などやったら俺ら痛み族は痛みが酷くなる。まずはほぐすことが重要だという。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?