虐待由来のPTSDから「解離性障害」になってたっぽい2 私の中の千利休
あらすじ: 「解離性健忘てことでいいんじゃなぁい?」
と主治医に許可頂いた。
どーも! 解離性障害デス‼
前回の「虐待由来のPTSDから『解離性障害』になってたっぽい」の内容も一切覚えていません(※注1)、解離性障害です。
最初はショックでしたが、自分は解離性健忘、なんなら、解離性同一性障害! つまり、自分の中に違う人格がいくつかあるに違いない!
という前提でこの一週間生きてみました。
すると、最近では腑に落ちることのほうが多いです。
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フニオチルその①: 自分の中に、人の家に上がって勝手にお茶を入れようとする人格、千利休(仮名)がいる。
自己嫌悪案件のひとつとして、私は人んちで、急須とお茶っパを求めて勝手にカサカサ動きまわってしまう問題がある。
だが、「私」は、人の家で勝手に冷蔵庫を開けるようなデリカシーのないタイプではない。そうありたい。冷蔵庫は開けない。
私はけっこう歳だが、自分くらいの年代だと、そもそもお茶を飲まない人が多い。人の家に招かれても急須やお茶の葉など、置いていない場合が多いのだ。私もそれを重々、承知している。
……なのに、人んちに行くと自分の中の別人格・千利休(仮名)が
「ほいで、お茶っぱは、どこでっしゃろ? 今のうちにお湯沸かしとくし! ええからええから、ワシ自分で淹れるさかいに!」
と騒ぎ、茶を淹れると言ってきかないし、そいつが台所の戸棚や引き出しを開けてお茶を入れようと勝手に動き出すので困っている。
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ここまで書いてみたものの、マナーの悪さを別人格のせいにしているだけのような気もする。
だけど私、「外」ならお茶を淹れなくてもそわそわしないし、おかげさまでコーヒーもたしなめるんです。
「家」という場に入ると、茶を入れないと落ち着かない。
人んちにに急須も茶っぱもないと分かると自分の中の千利休が
「えらいこっちゃ〜どないしたらええんやぁ……(´;ω;`)」
とこの世の終わりのような情けない声を上げる。
「はいはい次からはティーバッグを持ち歩きましょうね……」
と「私」がなだめなくてはならない、この面倒くささ、おわかりでしょうか!?
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事態を一層不可解にしているのは私がメリケン帰りという点だ。いわゆる帰国子女というやつで、20年米国にいたのだが……
「アメリカは、辛かった。゚( ゚இωஇ゚)゚(千利休、談)。」
な、アメリカは辛かったなあ、利休には……
「ウン。あそこ、お茶っ葉とお茶菓子、ないねん。スニッカーズとコーラしかしか、ないねんよ。゚( ゚இωஇ゚)゚。(利休、談)」
利休にとっては辛かったと思うが、「私」に至っては、スニッカーズの洗礼を通過し今では食べることができる。最初は食べられなかったのだけど。
このあたりに別人:千利休出現の鍵があるかもしれない。そう考えた「私」はその推論を一歩すすめることにした。
つづく。
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注1) このエントリに限らない。失礼になるかもしれないし、今まで隠していたけど、これまでに書いた文章、ツイート、ブログ、etc. だいたい内容を忘れている。
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