思考中毒だけど、読書が苦手な人の本のすすめ。

今週も家にほとんど家にいました。

今週から妻が完全リモートワークと柴田家は、平日の昼間は殺気が満ち溢れているので、部屋を分けて仕事をすることにしました。
コロナ離婚も増えてきているので、対策も含め実行していますw

さて、今週は本の話をしようと思います。
実は読書が苦手なので、生涯で100冊も読んでないと思います。
大して本を読んでいないですが、考えることは好きなので、僕の考えの一部となった本を5つ紹介したいと思います。
それでは行きましょう。

1思考の整理学
外山 滋比古 (著)

「自らの体験に則し、独自の思考のエッセンスを明快に開陳する恰好の入門書」と記載されていたのは今も覚えています。20歳の僕には何が何だかわからなかったですが、今なら少しずつ理解できてきている気がします。
この本のフレーズに「これからの時代で必要とされるのは、自力で飛び回れる飛行機人間である」「本当にやるべきことは、1つのことだけに注力しているとなかなか見えてこない」「知識をいたずらに所蔵してはいけない」
などなど、時代に左右されることのない独自の洞察たくさん詰まっています。

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2未来住まい方会議
YADOKARI (著)

僕の中でソーシャルデザインが始まった本だと思います。
「小さな暮らしは新しく、懐かしく、そして豊かだ。」

ウェブマガジン「未来住まい方会議」を運営し、日本のミニマルライフ、スモールハウスムーブメントを牽引する“YADOKARI”。「小さな暮らし」に着目し、ウェブマガジンを作り、仲間が集まり、スモールハウスを作るまでの三年間の記録した書籍。住まいと暮らし、働き方の原点を問い直し、これからを考えるソーシャルデザインの一冊。
今まさに読んで欲しい本。どこで暮らし、誰と過ごし、何をするか?を考える一冊だなと思います。
そして、YADOKARIの子会社として「はじまり商店街」をやれていることを光栄に思います。

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3ポートランド・メイカーズ クリエイティブコミュニティのつくり方
山崎 満広 (著、編集)

アメリカ・ポートランドの魅力を構成する、クリエイション、スポーツ、オーガニックフード、クラフト、コーヒー、スタートアップの分野で、街にインパクトを与えているプレイヤーに山崎満広さんがインタビューした書籍。

「街は人とその文化、コミュニティによってつくられる。」
「街のクリエイティビティを生みだすマインドとコミュニティ」
このマインドとコミュニティを醸成する土壌と気質が描かれた学びの深い本です。まえがきに書いている文章だけで惹きつけられました。
まちづくりやものづくり、コミュニティが好きな人にオススメの本です。

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4知的資本論
増田 宗昭 (著)

財務資本から知的資本への変遷。
生きたマーケティング論を感じます。
理想から戦略、戦術、具体、接触まで一貫して実行されていると思います。マーケティングのベネフィットは機能価値と情緒価値に分けられる。日本企業は後者をないがしろにしがちだが、CCCがいかに情緒価値に重きを置き、その為のデザイン思考を大事にしているかが伝わってきます。また、ただデザインを重要視しているだけではなく、ライフスタイルを提案して顧客価値を最大化するという目的の元、戦略から戦術、具体施策から生活者まで一貫して顧客のことを考えている。
マーケティングの型を、ロジックだけでなく、感覚までを考慮して実践していくことが重要だと教えてくれます。

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5MUJIが生まれる「思考」と「言葉」
株式会社良品計画 (著)

MUJI(無印良品)が生まれる言葉の数々から、感じ良さを目指すプロセスを解き明かす書籍。
無印良品は日々、何を大事にしているののか。無印良品のペンや靴下はどうして今の形になっているのか。これからどんなことを考えながら仕事に向き合うべきか。それらを貫く”役に立つ”という考え方やその背景は何か。

特に刺さるキーワードの数々。
「人間としてどう振る舞うか」
「人の役に立つ」
「心においしい商品」
「生活が美しくなれば、社会はよくなる」
「自然と。無名で。シンプルに。地球大。」
「豊かとは言わず、感じ良いくらしと言おう」
「これがいい。ではなく、これでいい」

このキーワードを一つ一つ紐解いていくだけでも、この思考の精度が上がって行きそうです。

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以上、本日は5つの本の紹介でした。
どれも思考や実生活を考えさせられる素晴らしい本だと思います。
amazonでどれも買えます。是非是非!!

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