僕は今のところクリエイターではない。

「感性が揺らぐ時間」「才能に嫉妬する」という所感からはじめます。
今週のハイライトとしては、映画「マチネの終わりに」を観たこと。

原作は、芥川賞作家・平野啓一郎が2016年に刊行した同名の小説「マチネの終わりに」。日本・パリ・ニューヨークの3都市を舞台に、クラシック・ギタリストの主人公と海外通信社所属の女性ジャーナリストが、6年間でたった3度の出会いの中で惹かれ合い、人生で誰よりも愛した存在になるという、大人の恋愛小説です。
恋愛のワンシーン、ワンシーンの描きかた、苦しくて美しい映画であり、ギターの音色はもちろん、光がとても美しい作品。大人の恋愛を感じたい、大人の恋愛をしたい人には是非、見ていただきたい作品です。

僕はこの映画の恋愛の部分もそうなのですが、僕が注目したのはアーティストとして『才能』について考えることがあったので、今日はnoteにまとめます。

映画に出てくるクラシック・ギタリストの主人公は、もう才能とセンスの塊みたいな人間です。
僕はいわゆるこういう人達に憧れを抱くようになったのは小学校のリコーダーの存在からだろう。小学三年生だった僕は、歌うのは好きだったけど音楽を奏でるほうの才能は全くありませんでした。(今もないw)当時は
結構ショックを受けていたのを覚えています。それ以来、僕は楽器に対しての抵抗は相当なもの、、、

幸い音楽を奏でる仕事に就くような人生にはなっていないので、今のところを問題はないのですが、、、
ただ、映画をみた後に妻から言われてことを僕は良くも悪くも気にしていますw
妻「あなたはこういうアーティストみたいな人生を送りたいの?」
(いつもながら、鋭い質問をしてくる妻ですw)
僕「いや、こんなに才能みたいなものを発揮できないし、もっとバランスをとって生きていくと思う。」

ただ、僕はいつも思うことがあります。
僕はアーティストではない。クリエイターでもない。
もう少し取説のように書いておきます。
僕は誰もがYou tuberやクリエイターになれるとは思っていません。ちょっと厳しいこと言いますが、そこには確かな現実と弛まない努力が必要だと思っているからです。ただ、可能性は信じているので、そこに無心になっている姿とかは好きです。

アーティストになりたいのか?クリエイターになりたいのか??
いつもこの類の問いが来たときは”違和感”や”熱”をみたいなもの感じます。
いつか、この衝動みたいなものを爆発させる時が来たらまた何かの形でアウトプットすると思います。その時はまた違う形でお伝えできればと思います。
また来週。

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