見出し画像

対GAFA、脱GAFA ~この先のことも考えてみた~

アメリカ政府の対GAFA政策が本格化してきている。かつてのAT&TやIBMのように、国があくまでもコントロールしてあわよくばGAFA解体をもくろんでいるのであろうか。GAFA達もまた会社のシステムやスキームを駆使して自衛策を講じているようだ。

だがこのGAFA対抗策を本当のチャンスとしているのは、シリコンバレー以外の企業や国なのかもしれない。アメリカ国内へのベンチャーキャピタル(VC)投資額が1300億ドルを超え、2000年のITバブル期を凌いで過去最大になった。だがこれは全世界のVC投資額の35%にとどまる。2017年は65%だったのにである。今や主な投資先は、中国、インド、東南アジアと広範囲にわたり、投資家にとって、GAFA以外、シリコンバレー以外の地区がト
レンドになってきているのか。

まさに世界的に対GAFA&シリコンバレーから、脱GAFA&シリコンバレーが始まっているのだろう。さて次はどの頭文字が出てくるのだろうか。もはやどこにでもチャンスはあるのだ。日本も乗り遅れてはいけない。