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◆ドラクエ◆ ルビス伝説という一応公式のロトシリーズの起源

Future is hope, maybe.デルロットです。

みなさんはドラクエ好きですか?僕は大好きです、イェイ! ドラクエ好きならドラクエ1,2,3 がロトシリーズ三部作になっているのは知っているはず。で、1990年代、(一応)エニックスの公式となる、小説「精霊ルビス伝説」が出ました。これは勇者ロトの起源、つまり初代勇者ロトの物語です。

ドラクエ1,2,3と11(イレブン)のネタバレがあります。ネタバレが嫌な人はこれから下はみないで! 空白(変なの)の次から始まります。



( ゚д゚) ・・・
 


(つд⊂)ゴシゴシ
 


(;゚д゚) ・・・
 


(つд⊂)ゴシゴシゴシ


  _, ._
(;゚ Д゚) …!?


この精霊ルビス伝説、一応公式のロトの起源を書いてるんだけど、当時中学生だった僕も、この小説はひとつの解釈、言ってしまえば『同人誌』みたいなものかな、と思いました(当時は同人誌という存在も知らなかったけど)。

理由はドラクエ本編と世界観が全然ちがうから!名前ひとつとってもダトニオイデス・バコバ・コリドラスとか長くてドラクエっぽくない。ドラクエだったらダット、とか短くて覚えやすい名前になると思います。この辺は著者の久美沙織さんの作風がモロに出てるんだと思います。

さらに言うと、文章が難解、というよりわかりづらい!上巻は独自の地名や名前のオンパレードで中学生の自分にはほとんど理解できませんでした。がんばって読んでなんとか物語の主要なところは理解できたと思います。これからざっくりと説明します。というかざっくりとしか覚えてない💦

ルビスがアレフガルドを創造するはるか昔の物語。精霊たちの世界イデーンは崩壊間近だった。まだ若い少女のルビスは愛するディアルトと共にイデーンに住むもの達を救おうと奮闘する。

我ながらアッサリとした説明で苦笑してしまいますが、くわしいあらすじは検索すればいっぱいでると思います。本編はもっと重厚で濃い物語です。

で、ルビスの恋人、ディアルトが初代ロトで、その兄ダトニオイデスは憎しみにとらわれ、ロトの敵として何度も生まれ変わる。ドラクエ本編でいうと、りゅうおう、シドー、ゾーマですかね。

その後のロトもディアルトの生まれ変わり。ようは際限なく兄弟で戦い合うんですね。悲しい宿命。

と、一応公式でロトの起源が語られたんだけど、やっかいなのがドラクエ最新作の11(イレブン)の存在。11の勇者は世界を救ったということでロトゼタシアという世界の名をとって勇者ロトの称号を得る。初代勇者ロト?Σ(゚Д゚)

公式、堀井雄二さん自ら『精霊ルビス伝説』を否定したともとれますね。この11も曲者で、さらに昔の時代に勇者がいたとか。その勇者ローシュも、ドラクエ3の勇者にそっくりで、結局11の世界はロトシリーズのいつの時代なの?そもそも11の世界はロトシリーズの世界と同じなの?とさらにナゾが深まりました。

ドラクエの生みの親、堀井雄二さんはプレイヤーの想像にまかせるというスタンスなようで、考察好きには楽しいかもしれないけど、物語をきっちり知りたい僕には、なんというか、はがゆいというか…。('A`)


最後に、ルビス伝説で、印象深かったところをいくつかピックアップ。いや、この物語のルビスって、精霊なのにすごく人間らしくて、魅力的なんですよ。ドラクエに関係のない話だったら、抵抗なく面白く感じたと思います。

◆物語冒頭で、祭りの中で、ルビスが赤面したりドキドキしたり、気持ちが激しく揺れるのが伝わってきました。あまり覚えてないんですが。

◆精霊の子供が、バケモノ?に食われる直前まで、その子供目線で語られていたところ。すごくリアルで怖かったです。

◆ルビスが幼少のころ、ディアルトの名前が発音できなくて、「デア…ロト?」と言ってしまう。のちにディアルトの真名がロトだと知り、その時偶然でもロト、と言ったことに運命を感じるルビス。うん、乙女。

◆(ラーミアの上で)ディアルトさえいれば、どんなことが起ころうと何にも負けない、でもこのどうしょうもない眠気だけには勝てない。少しだけ…眠らせて…。(超うろおぼえ) はい、乙女。

こんな感じです。なんせ読んだのが二十五年くらい前なのでさすがにあまり思い出せません。

この記事を書いている途中、なんでこれ書いてるんだっけ?と忘れてしまいました。ふと思い立った、としか言えません。ドラクエの夢でも見たのかな(笑)。

ゲーム、マンガ、アニメは得意分野なのでまた記事にすると思います。気になったらのぞいてくれると嬉しいです。ではノシ

一億円ください じょーく