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天才型とまわりと和す型 

ジレンマって世の中には沢山ありますね。

彼女・彼氏がいない
金がない
認められてない
思うような仕事に就けない

で、もう高校生くらいで、彼女や彼氏がいるって人も中にはいるじゃないですか
制服姿でいちゃついてるっていう……

で、結構、能力も高くて、容姿もそんなに悪くない人が、30歳くらいで、あるいは、それ以上の年齢で、日照りが続いてることもあるわけです。

で、さらに、最近思ったのは、世の中っていうのは、才能のあるヤツより、まわりと和す能力の高い人のほうが有利なのではないか?
ということです。

さきほどのはなしですけど
高校生で彼女や彼氏がいる人とかって、その年齢で、特定の異性と和せてるわけです(DV的な関係を除けば)
これって、ある種の人には難しいんです。

高校生のころって、自分をあんまり受け入れられなかったりします。
「英語がこれだけしかできない」
「偏差値が○○でしかない」
だから、一般的には、高校生くらいの齢だと、「今の自分は認められない」みたいな人のほうが伸びしろはあると思います。

いわゆる、意識が高い人とか、頑張る人って、大抵、自己肯定感低いです。
羽生結弦って、僕は、自己肯定感低めだと思うんです。
だから、あんなに完璧なんです。
ところが、競技のパフォーマンスでは、それが完璧な演技に結実しても
恋愛とか結婚だとうまくいかないんです。
やっぱ、なんか、自己肯定感の低さが、いろいろな災いをもたらすわけです。
(追記:自己肯定感低めというより、自己設定が高すぎて、そこを一瞬でも下回らないよう常に気を張ってるというか)

だから、何が言いたいのかっていうと
現世的な場では、才能の塊のような人、とか意識の高い頑張る人より
まわりと和す能力がある人のほうが、どちらかというと有利なのではないかと

小池都知事と蓮坊さんでは、小池都知事のほうがまわりと和せてると思うんです
都知事には現在配偶者はいないですけど
小池都知事って、マスコミが学歴詐称だ!って大騒ぎしても、ゆったり構えてるじゃないですか?
まわりと和せる人なんですね。
蓮坊さんって、周りや社会と和せないイライラがどこかにある
そのイライラが魅力だし、期待が持てるっていう人もいるかもしれないけど
小池都知事のほうが、まわりと和せてるわけです。
今回の選挙では、まわりと和せてる、温厚な安心感が勝ったということでしょう。

天才型は、大体まわりと和せないです。
キリスト、ゴッホ、スティーブジョブス……その他限りなく出てくるでしょう。
織田信長とかもそうでしょう。
太宰治とかも、「他の人間はみなストレンジャー」とでも考えてた節が窺えます。
宮沢賢治とかも、実父へのコンプレックスで、どこか、自己像が歪んでしまって、生前に認められなかったんです。

だから、そう考えると、結婚10年とか経ってる人とか、高校生で彼女・彼氏がいる人ってのは、純粋能力が仮にそんなに高くなかったとしても、まわりと和せるという点で、現世的な場では、能力の傑出してる人とか、天才型の人より、ある意味全然有利(?)だと思います。
あたまがいいとかも、そんなには関係なくて、ただまわりと和せる人のほうが、どちらかといえば分がいいとは言えると思います。
ただ、まわりと和せるだけの人では、行き方が悪ければ、超絶俗物になってしまう可能性もあると思います。

そうすると、もしかするとですが、大体、25歳くらいまでに、彼女や彼氏がいれば、特定の人と和す能力が高いともいえます(いまだと、いない人多いでしょ?)
だから、自分とも和せてる人かもしれません。
自分と和せてない人にも、彼女がいるかもしれませんが、その場合は、その彼女とは一応和すことができています(極端にDVな関係を除けば)

いろいろ書きましたが
和す能力の高い人のほうが、人生を謳歌できるし、楽しめるものなのかもしれません。
そういう意味では、和す能力の高い人のほうが現世では有利なのかもしれません。
ただ、和せない(自己や他者、あるいは社会と)人のほうが、傑出する可能性もあるし、生産性は高い可能性があります(裏目にでなければですが)


………終わり………


さて、読んだあとは、音楽のおまけ
YouTubeのクリップ
80年代の洋楽ロックから、どうぞ!
【Honeymoon Suite/Feel It Again】


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