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屋号?個人事業主なら名前と住所を書きなさい!

今回は先日まで書いていた内容から少し進んで、スパイスのレシピが決まり栄養成分・原材料表示を書いていた時の話を書こうと思います。
実は今回の話が「なぜ法人化したのか?」の9割以上の理由だったりするのでぜひ読んでみてください。

栄養成分・原材料表示の罠

食品にはたいてい原材料表示と栄養成分表示がついていて、それぞれどんな食材が入っているのか、どんな栄養素で構成されているのかを確認することができます。


こういうやつ

これまでのnoteで書いていたように今回はコワーキングキッチンを利用しているので、そこのルールにのっとって最初に保健所のレビューを受けてOKをもらったらコワーキングキッチンに栄養成分表示、原材料表示を提出し、そこでもOKをもらったら晴れて世に出せる商品として販売するものを作ることができるようになる形でした。

当時はミニマムにやっていこうと思っていたこともあり、個人事業主の屋号と登記用のバーチャルオフィスを借りてその内容を記載しようと思っていたので製造者には自分の個人事業の屋号と登記用住所、製造所にはコワーキングキッチンの名称と住所を記載して保健所にレビューをもらいに行きました。
内容自体のレビューは順調に進み、特に問題がなさそうとほっとしていたところ最後の最後で「個人事業主は屋号を表記することができないルールなので、個人名とお住いの住所を載せてください」と言われてしまったのです…

SNSで話題になったあの事件

保健所の方の発言を聞いて真っ先に思い浮かんだのは、当時SNSを賑わせていた某焼き菓子の事件でした。
正直食品を提供する以上はどれだけ気を付けていても100%事故を防げるわけではない(基本事故が起きないようにHACCPに基づく衛生管理をするわけですが)ので、万が一事故を起こしたときに商品に個人名と住所を載せていた時のリスクを考えると、やってみたいからやってみる!というノリでできるものでは到底ないなと感じました。
ただ、せっかくここまで来ているのにあきらめるのもなんか違うなぁと思い、リスクもある程度回避できてやりたいこともやれる法人設立の道を選んだのでした。

そして法人設立へ…

会社の名前になっているDelishEasyDoorは「おいしいを簡単にする入り口でありたい」というメッセージを込めて名前を決めました。もともとはブランドの名称として使うものでしたが、法人を立てるならそれを会社名にしてもいいんじゃない?と思い、社名としています。
(これによってブランド名を考えなくてはいけなくなり頭を抱えているのは秘密)

次回は法人を設立するまでにどんなことをやったのかというお話を書いていこうかなと思います。
各種SNSでも公開したときに拡散しますが、note自体のフォローもよければしてやってください。
よろしくお願いします!

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