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開発生産性を向上し続けたいユニラボの取り組み - 2022年振り返り-

アイミツ開発チームでエンジニアリングをしている deliku です!
今回は開発生産性アドベントカレンダー19日目の記事となります。

なぜ我々は開発生産性を高めていきたいのか

プロダクトとはそれ自体に価値はなく、ユーザに価値を提供して初めて価値が付加されるものと思っています。また、最初からユーザが求めているものを正しく開発できれば悩むことはないのですが、確実な答えは誰ももっていません。

「分からないことが多い状態から、分からないことを分かるように進めていき、たくさんのユーザに価値を提供し続けたいと思っています」

仮説検証という打席に多く立ち続ける必要があり、その打席に多く立ち続けるために開発生産性の向上をしたいのです。

それでは今年1年の取り組みを振り返っていきたいと思います。

10年弱続くサービスを1年でシステムリプレイスし、技術的負債を返却しました

不要な機能、ロジックを削除したシンプルな設計を実現した結果、コード量が大幅に削減できたこと、テストコードの導入やデプロイの仕組み改善などで、エンジニアの開発者体験が大きく向上しました!

テストコード導入

基本的に feature test / unit test を書きます。
またCI実行時にtestが実行されるようになっており、testをpassしないとmergeできない仕組みを導入しています。

10年弱続くサービスを1年でシステムリプレイスし、技術的負債を返却しました

ボタン1つで簡単deploy

master への merge をトリガーに CodePipeline でビルドが実行され、deployの手前で承認プロセスを挟む仕組みになりました
また誰でも簡単にデプロイできる運用になりました

10年弱続くサービスを1年でシステムリプレイスし、技術的負債を返却しました

本番マスクデータを利用した開発環境が使える

実ユーザと同等体験での開発やテストを行える
パフォーマンス問題を検知しやすい

10年弱続くサービスを1年でシステムリプレイスし、技術的負債を返却しました
リプレイスにより変化した数値

生産性の改善に向けた施策

「コードレビューしやすい文化の浸透」

コードレビューをしやすいようにdraft プルリクエストを活用したり、プルリクエストレビューテンプレートをアップデートし、ミスコミュニケーションやレビュー負担を減らす取り組みを導入しました。

https://note.com/deliku0306/n/n2805d76b4e43

「コードレビューのフォーマットに「GOOD」を追加した想い」

GOOD導入後、レビューにポジティブな雰囲気や活気が生まれ、より対人リスクの少ないレビューができるようになり導入して良かったと感じています。

https://note.com/tk2023/n/neccaefaf407e

「タスクは細かく、プルリクエストは小さくをチームで意識する」

細かくカード(タスク)を分割するようにチームで意識するようにしています。タスクの分割はプランニングの時間を使い、0.5 、1 SP(ストーリーポイント)におさまるようにし、1日で実装すべきゴールを dailyMTGで確認し、予定通りに実装できたかを翌営業日に振り返ります。

https://note.com/deliku0306/n/nfd38f1886cd6

開発フロー最適化

チーム外から知りたい情報(主に、この開発要項はいつ実装されるのか / 優先度の意思決定はどうなっているのか)は、オープンな情報で知りたいときに知れる状況にあるほうが良い ので、フローとイシューリストは オープン する運用をしています。

【ユニラボ】 爆速で価値を提供したい!アイミツプロダクト開発フローを紹介します!

 インセプションデッキによる共通目標の醸成と相互理解

チーム発足当初に インセプションデッキ を用いて、チームで為すべきことの方向性を確認し合いました。これにより、"チームメンバーが常に同じ方向を向いている" という、大事なスタートがきれたと思っています。

https://note.com/deliku0306/n/n35f2629c870a

【Findy Team+ Award 2022 受賞】エンジニア組織の生産性が高い企業として株式会社ユニラボが選出されました!

今年一年様々な取り組みをしてきましたが、小さな改善を続けた結果、開発チーム全体のパフォーマンスが向上されたことが、Findy Teams により可視化されています。今年は、Findy Team+ Award 2022 を受賞することができましたので、今年一年の真摯に取り組んだ甲斐があったかなと嬉しい限りです。

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