見出し画像

外出支援のお手伝い


軽井沢のコテージにベッドを搬入

もう何年前ですかね?今が2024年だから4,5年前ですかね。
2年連続でいきました、軽井沢までベッド設置しに。
いちお、もちろんですが現地の福祉用具の事業所さんなんかも探したり、ホテル側にも聞いてみたりもしたんですが、結局行くのが一番安心なんだろうということになったわけです。

人工呼吸器になってから、はじめての泊まり。
普段関わってくださっている看護師さんもきてくださって、いやむしろ初年度はご家族と看護師さんと下見軽井沢病院との連携のための訪問しましたね、たしか。車両をどこで借りて、どこのサービスエリアで休むか、電源はどこにある?とかを実際にシミュレーションしましたね。
それくらい、不安もあるんですよね、もちろん。

軽井沢は特別な場所

もちろん、軽井沢のお泊まりに向けて、外出頻度を上げたり、日々のサービスの関わりも少し目標設定が変わったりします。そこまでして、行きたいって言う気持ちが本人やご家族にはあるんですよね、軽井沢に。

実際来ると、思い出話を聞かせてもらったり、ショッピングしたり、レストランでお食事したり…楽しい時間になるわけです。夜間も交代で起きたり、寝たりとしながら(私はなんの役にも立たない)、大きなトラブルもなく過ごせました。もちろん、退出時にはベッドの撤収もありますからね!!あ、ブヨに刺されました!!!

当たり前のことを当たり前に

実際お金はかかります。
でも、「お金がかかってもやりたい」って思っている方もいるし、やるためには何が必要なのか話していくプロセスが日常的にも大事になってきます。
私は医療人ではないですが、関わって、話をしていく中で少なくとも半年くらいの準備をしてきたように思います。きっと、サービスで介入されている人たちはそこを意識しながら介入されているはずで。

「毎日家族と散歩にでかける」「旅行に連れて行ってあげたい」いろんなことを諦めたり、諦めようとしている中で、専門職やそのチームが少しずつみんなで協力することでできることは決して小さくないよなーと思えたし、そのチームに入れてよかったなーと。

全ての願いを叶えたり、諦めたくないって思っていることを諦めさせないっていうことは言えないけど、叶えられないけど、諦めなきゃいけないこともあるけどその中でできることやそのプロセスも大事にしたいわけです。それが用具屋の仕事なのか?と言われたら、少なくとも私はそう思ってますよ、と言っていたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?