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オーケストラ

 これまでとはうって変わって余談。
 何やら昨今リバースなんちゃら、っていうドラマも始まって(どこかで聞いたことがあるストーリーだなあ。立て直しの逆転というストーリーだそうだけど、のだめ、というよりオケ老人ぢゃない?)
 今日たまたま誘われて、地元にほど近いジュニアオーケストラのコンサートに行ったんだけど、目からうろこが落ちた思い。全然期待していなかったし、何の予備知識もなしだったのだけど、はっきり言って、うまい。中高生、それも弦楽器が主体なんだけど、そんじょそこらの市民オーケストラは吹っ飛ぶ音楽。全員音大生じゃないかと思ったくらい。アマオケはたいがい演奏中に、そこらじゅうに「事故」と呼ばれるミスが起こるのだが、ほとんど無傷。いやー、安心して楽しめました。
 なんでだろう?何が違うんだろう?と考えて、気づきました。彼・彼女たちは、絶対毎日さらっている!小さい時から練習している!
 才能教育(鈴木メソッド)やヤマハの音楽教室をはじめとして、この国は本当に豊かで恵まれた、音楽教育の環境がある。きっと彼・彼女たちは、小さいころから(といっても、彼・彼女たちにとってはほんの10年前ぐらい?)練習しているんだな、好きなんだな、っという雰囲気が伝わって来るのである。プロの楽団員だって毎日練習しているに違いない。でも違うのだ。もっと純粋で、こころの底から音楽を楽しみ、喜びを伝えたがっているのがありありと感じられたのだ。
 生活のためとか、成績のためとか、評価のためとか関係なく音楽ができて、なおかつ基礎音楽力も実力もある存在。ユースオーケストラってすごい。一発でノックアウトされた次第。
この話はどこに続くのだろう? 本来の予定稿を差し替えて本日はここまで。
 
 

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